食品ネット分析室 

食の安全の為、本当に健康に良くないもの?本当に危険なものを考えてみましょう。
添加物だけでなく、環境衛生や分析手法などの画像もアップしています。
 
大豆イソフラボンの摂取について
isoflavon
国民生活センターからの消費者へのアドバイス
大豆イソフラボンを多く含むとうたった「健康食品」の長期的な過剰摂取は避けたほうがよい
妊婦、乳幼児及び小児は大豆イソフラボンを日常的な食生活に上乗せして摂取しないほうがよい
大豆イソフラボンを含む「健康食品」は、大豆食品の成分とバランスが大きく異なっているので、大豆食品の摂取と同一に考えない
大豆や大豆食品はこれまで通り摂取するとよい

効果のない健康食品は良いのですが、効果のある健康食品の副作用や安全性はどうなっているのでしょうか。
| trinity | 食品一般 | 10:05 | - | - | PAGE TOP
国の臭いと日本人しか食べられないもの
海外の人が別の国の空港に降り立ったときにまず感じるのがその国のにおいです。私は台湾に行くとパクチ(コリアンダー)のにおいで一瞬にして食欲を失ってしまいます。
コリアンダーはアジアの各国で香草として食卓を飾っているのですが私は苦手です。タイでもコリアンダーは多くの料理に使用されているので、メサイ・パクチ(パクチを入れないで)とたのみます。韓国はもちろんニンニクの臭い。ところで日本のにおいってご存じですか?なんと鰹だしの素の臭いがするようです。私も米国に滞在していたときにルームメイトのインスタントみそ汁を食べさせると、これはフィッシュ・スープだといわれて驚いた経験があります。
海外の人が日本に来て苦手な料理、もちろん納豆です。
私は10年ほど海外の豆技術者と仕事をする機会をもてましたので、納豆を知っているか、食べられるかと皆に聞きましたが、そこはそれ豆が命の研究者ですから一度は口にしています。OKだでも生卵をかけたものは遠慮したい。これがほとんどの豆学者の意見でした。日本では玉子かけご飯がブームだそうですが、海外から見るとぞっとする料理のようです。
| trinity | 食品一般 | 22:52 | comments(0) | - | PAGE TOP
低インシュリン・ダイエット
glycemicindexグリセミックインデックス(GI)の表です。
糖尿病ソルーションのページから引用させて頂きました。
このHPには各種食品のグリセミックインデックスも掲載されていますのでご参考にしてください。
低インシュリンダイエットというダイエット法が有ります。炭水化物や各種の糖を摂取したときにインシュリンの分泌量を示す指標にグリセミックインデックスという数値が使われます。この数値が少ないほどインシュリンの分泌量が少ないことになります。
インシュリンの分泌量が多いと糖の脂肪組織への取り込みと脂肪の合成促進・分解抑制が活発になるからです。
昨日のアトキンス・ダイエットと原理的には同じでしょうか?
私は炭水化物(お米)を控えているのですが代わりに7キロカロリーもあるアルコールが入ってしまっています。
油(9キロカロリー)をなめているのと同じですね。
| trinity | 食品一般 | 08:39 | comments(0) | - | PAGE TOP
アトキンス・ダイエット
Dr. Atkins New Diet Revolution: Revised and Improved
Dr. Atkins New Diet Revolution: Revised and Improved
Robert C., M.D. Atkins
一昔前アメリカでアトキンス・ダイエットというダイエット法が一大ブームを引き起こしました。
内容は炭水化物を極力とらないというもので(正確には血糖値をモニタリングしながら徐々に砂糖の消費を押さえてゆく)、砂糖はほとんどマルチトール(還元麦芽糖)に置き換えられマルチトールのマーケットサイズが2万トン/年から4万トン/年にふくれあがったそうです。アトキンス博士の著書が沢山出ています。現在は博士が亡くなられ、ブームも去ってしまったそうです。
日本でもこうしたダイエット法が知らないうちに取り入れられているのでしょうか、シュガーレス食品は市場にあふれ、砂糖は悪者になってしまっています。
| trinity | 食品一般 | 05:30 | comments(0) | - | PAGE TOP
樹脂を変質させた脱酸素剤
kipit
大○するめのチーズ亭というチーズ鱈に入っていた脱酸素剤です。テーブルクロスの上にかけてある樹脂製のシートが白く変色してしまいました。脱酸素剤は熱く発熱しており、裏側は紙でできています。脱酸素剤は包装内の酸素を鉄粉の酸化で消費させ酸素ゼロの環境を作りカビの発生を抑えるものです。一般的には酸素が通りにくい包装を使用していますがそれでも僅かずつ酸素が入ってきます。そのため包装容器内の酸素+αを吸収できるように脱酸素剤のサイズが設計されます。どうもサイズ設計がうまくいっていなかったのでしょう、余力を残した脱酸素剤が急激に酸化反応を起こし発熱して、蒸気を出し我が家のテーブルカバーは変質してしまったようです。悲しい悲しい悲しい
| trinity | 食品一般 | 10:04 | comments(0) | - | PAGE TOP
健康食品症候群
健康食品のテレビCMが非常に多いのが気になります。
なかには、病院で処方される薬よりテレビCMに影響されて、薬を飲まずに、健康食品を摂取してしまう人がでてきて、こういった人を健康食品症候群と呼んでいるようです。健康食品は効能効果がうたえません。また効能効果が無い物も多く販売されています。中には毒性も確認されず食品に使用されるものも有ります。健康食品に効果がなければまだ良いのですが、下手に効果が有れば、副作用も付き物です。食品添加物を嫌い健康食品に群がる日本人の国民性っていったい何なのでしょうか?
| trinity | 食品一般 | 12:29 | comments(0) | - | PAGE TOP
これも食品?
水溶性食物繊維にポリデキストロースという物質があります。
これは、クエン酸:D-ソルビトール:グルコースを1:9:90で減圧下で重合させたポリマーでヒトは吸収する事が出来ません。
日本では食品として扱われています。
なぜでしょうか、食品というよりも化学品のほうがふさわしいように感じます。噂によりますとポリデキストロースを開発した外資系の会社がポリデキストロースでクッキーを作って当時の厚生省で食べたというまことしやかな話があります。
これってありでしょうか?
| trinity | 食品一般 | 12:33 | comments(0) | - | PAGE TOP
α-リポ酸は効くの?
昨日のブログにチオクト酸が出てきました。チオクト酸と聞くとなんの事かわかりにくいのですが、これはα-リポ酸です。健康食品成分として良く販売されています。
健康・栄養食品研究所は以下のようなコメントをだしています。ヒトにおいてα-リポ酸を経口投与して体脂肪の減少を評価した信頼できる論文は見あたりませんでした。(詳細
私も食品添加物の研究をする機会が多くありますが、試験管内で効果を示す物質は多数あります。ところが食品に添加してみるとそのほとんどが効果を発揮しません。
健康食品にはこうした成分が数多く使用されています。

みんなの大好きな化学物質、健康食品。インターネットで調べると本当の効果や安全性はすぐにわかります。くれぐれも薬事法ぎりぎりのCMに惑わされることなく判断したいものですね。
そういう私も米国でブームになったlow-carbohydrate dietをしているのですが・・・・
| trinity | 食品一般 | 10:49 | comments(0) | - | PAGE TOP
健康食品成分は医薬品か食品か?
厚生労働省は次のようになっており、効能効果を標榜しなければ食品だそうです。

医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)食安基発第1105001号
以下に示すものは、「一般に食品として飲食に供されるものであって添加物として使用される物」

アルブミン、イオウ(ただし、メチルサルフォニルメタンとして)、イコサペント酸(EPA)、イヌリン、オリゴ糖、オルニチン、果糖、L-カルニチン、還元麦芽糖、環状重合乳酸(ただし、乳酸オリゴマーとして)、γ−アミノ酪酸、絹(ただし、絹タンパクとして)、グルコマンナン、クレアチン、ゲルマニウム、コエンザイムQ10、コラーゲン、コンドロイチン硫酸、植物繊維、食物繊維、ゼラチン、チオクト酸、デキストリン、ドコサヘキサエン酸(DHA)、ドロマイト鉱石、乳清、乳糖、フルボ酸、ホスファチジルセリン、リノール酸、リノレン酸

但しコンドロイチン硫酸は指定添加物です。
また、カルニチン、チオクト酸の過剰摂取には注意書きが添えられています。
| trinity | 食品一般 | 14:36 | comments(0) | - | PAGE TOP
大豆イソフラボン
奪われし未来
奪われし未来
シーア コルボーン, ジョン・ピーターソン マイヤーズ, ダイアン ダマノスキ, Theo Colborn, John Peterson Myers, Dianne Dumanoski, 長尾 力, 堀 千恵子

昨日のNHKためしてガッテンで大豆イソフラボンが取り上げられていました。1日の摂取量は70〜75mgをめどにというもので大豆製品である「きなこ」での摂取について推薦してありました。
たしか1999年だったかと思いますが環境ホルモン様物質エンドクリンが問題になり、化学物質が女性ホルモンとして作用しツブ貝のオズがメス化しているとか豆科の牧草を食べた羊が全滅したといって、世界中がこぞって環境ホルモン様物質のスクリーニングに取り組んだ時期がありました。当時酵母を使った一次スクリーニング法を開発した大阪大学のN氏のスクリーニング結果に毎日新聞がとびついて○○は環境ホルモンなどといった記事が踊りましたし、カップラーメンの容器から環境ホルモンが溶け出すといった記事も取り上げられました。
それから僅か数年で、環境ホルモンの代名詞ともなっている大豆イソフラボンを積極的に摂取しましょうといったテレビ番組が作られるのに驚きます。また大豆イソフラボンを含んだ飲料水のCMを男性がやっているのにも大変気がかりです。ヒトのオスがメス化しないことを祈るばかりです。
| trinity | 食品一般 | 04:43 | comments(0) | - | PAGE TOP
タマネギに病気蔓延?
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北海道産のタマネギを近くの市場で購入していますが1/3〜2/3の内部が軟腐病?で腐っています。たまたま近くの市場が購入した農家の圃場だけが汚染されているのでしょうかそれとも一定地域で蔓延しているのでしょうか。
軟腐病はErwinia carotovorumの土壌汚染が原因とされています。最近の分類ではE.carotovorumはPectobacterium carotovorumと名称が変更になっています。一方でタマネギの腐敗菌として知られていたErwinia rhaponticiはErwinia属に残されました。これからの植物病理学での細菌の同定はリボゾームの遺伝子分析16S rRNAの分析が必要になりそうです。
| trinity | 食品一般 | 08:48 | comments(1) | - | PAGE TOP
本当に危ないものは何?
nikkei1007
土曜日の日経新聞の記事です。
日本添加物協会の私たちはこう考えますのページには以下のようにかかれています。

消費者の不安感を利用した表示
その例:
(1)「無添加即席おみそ汁です。アルコール不使用。おいしさと安心」(即席みそ汁)
(2)「毎日食べるものだからこだわりは、おいしさと安心。化学調味料・食塩が無添加の和風だしの素が誕生しました。」(だしの素)

たしかに無添加と見た瞬間私たちは危ない何かが入っていないといった反応をします。
一方で健康食品だと○○に聞くといわれている○○がを配合しましたといわれると、効果があるなにかが入って健康に良いのだなぁといった反応をします。

私たちの本能はもてあそばれているような気がします。
健康食品の効能効果は薬事法上歌えませんので、危ないCMを数多く聞きます。その中に大手の立派な食品会社も含まれているのを見聞きすると、食品業界のレベルを感じて寂しくなってしまいます。
| trinity | 食品一般 | 06:17 | - | - | PAGE TOP
キノコに酵母が
yeastクリックすると拡大します。
そろそろ涼しくなってきて食品がくさることも少なくなりましたが、それでも我が家では腐敗した食品が見られます。
すき焼きの残りを一日ふたをして放置していたら、キノコに酵母が生えてしまいました。酵母のコロニーは細菌のコロニーよりざらつきがありますので見慣れたら酵母か細菌かが判別できます、調理後すぐにふたをしましたので、キノコに付着していた酵母が加熱不足(加熱時に表面に出ていた)で発育したものです。
| trinity | 食品一般 | 05:49 | comments(0) | - | PAGE TOP
健康食品と薬事法
健康食品では効能効果を表示することができません。それは薬事法に抵触するからです。本来効能効果を標榜できるのは医薬品のみ。そこで健康食品では何々に効果があるというAという成分を含んでいますと言った、薬事法に抵触するぎりぎりの宣伝をします。これが裏目に出て、薬効が全くないのに販売されている健康食品が紛れ込み、中には毒性を示す物まで出てきます。そこで日本健康・栄養食品協会では、効能効果が認められている成分を適正量含む食品にお墨付きを与えて管理できるようにしています。
でも健康食品のTVコマーシャルで私は〜を飲んで元気になりましたといった方々が沢山出てくるのには、プラシボーも含まれているのでしょうか?もともとこうした比較が十分できていないので不明です。
| trinity | 食品一般 | 08:38 | comments(0) | - | PAGE TOP
冷凍すりみ
冷凍すりみって聞かれたこと有ります?
そうです蒲鉾や揚げ物、竹輪といった水産練り製品の材料となる魚のすり身の塩溶性タンパクを水さらしで除いた塩溶性タンパクを脱水して冷凍にした物です。
最近色々なすり身を使った練り製品を食べる機会がありました。冷凍すり身の代表的な魚はスケトウダラ、スケトウダラにも洋上で漁獲後すぐに処理された物と、陸上物といって北転船が漁獲した物を陸上工場で処理する物とがあります。漁場はベーリング海、日本海。New Zealandでは南ダラやホキといった魚が使用されます。最近では陸上すり身の品質があまり良くないのでさらに安価なホッケなども冷凍すり身にされているようです。タイ国ではイトヨリのすり身などがあります。その他の魚はほとんど地場で漁獲された、グチやエソ、タイなどが使われることがあります。水産練り製品も一時は100万トンの年間消費量がありましたが、最近では60万トン程度と聞いています。食の洋風化もありますが、冷凍すり身はさらし工程のため魚の味が逃げているようにも感じています。さらし工程は練り製品のあの弾力を出すために必要ですが、魚自体の味を失っているのではないでしょうか、練り製品を作るときに調味するものと割り切れば良いのでしょうが、画一的な味になってしまい、蒲鉾屋さんも特徴的な味がだせないのも消費が減少した一員かもしれません。地場のグチやタイを使った練り製品は非常においしい物でした。
| trinity | 食品一般 | 08:33 | comments(0) | - | PAGE TOP
日本のBSE
日本はBSEの全頭検査を行なっています。2歳以下の牛の検査は感度が低く不可能なのが現実ですが、さて日本のBSEは米国の2例?に対してどの程度なのでしょうか。
bsejapan
日本の牛肉の方が、特定危険部位を取り忘れたら危険って事ではありませんか?
| trinity | 食品一般 | 17:07 | comments(0) | - | PAGE TOP
マーガリン
日本ではJAS規格により、「マーガリン類」の中で油脂含有率が80%を超えるものがマーガリン、80%未満がファットスプレッドと分類されている。
マーガリンは植物性油脂を化学反応で水素添加して、常温で固体になるように化学反応により調整された物です。
化学反応で作られた物がすべて化学的合成品や指定添加物扱いになると、こまりますのでなぜか食品となっている物質です。
| trinity | 食品一般 | 08:40 | comments(0) | - | PAGE TOP
食の安全について(3)
引き続き食と関わる化学物質について考えてみましょう。
農薬はやっとポシティブリストが導入されました。それまでのネガティブリストではDDTなどの使用してはいけない農薬と野菜ごとの推奨農薬の使用法が指導されていただけでした。農薬によって残留時間が異なりますので、指導にそって使用していれば出荷時に残留することは有りません。
しかしこうした指導では、昨日論議した牛肉の特定危険部位の除去と同じく、生産者にすべてゆだねられ、残留するののが必ず出てきます。特に農薬は劇毒物に該当する物が有りますので、ポシティブリストだけではなく、法律で使用方法を縛っていかなければ、輸入野菜は輸入時の水際検査が頻繁に行われるので、農薬の残留した野菜が検査で引っかかることがありますが、国産の野菜も定期的に検査しなければ、知らないうちに農薬を口にしているかもしれません。
| trinity | 食品一般 | 08:40 | comments(0) | - | PAGE TOP
食の安全
本日の日経新聞記事より抜粋

新聞やテレビでは食の安全を巡る論議が沸騰している。農薬が危ない、添加物が多いと子どもに悪影響がある。米国産牛肉も遺伝子組み換え食品も拒否すべきだなど論議も様々。一方では、健康に良く、さらには、あたかも病気が治るような宣伝文句が氾濫するなかで健康食品やサプリメントが売れに売れている。ダイエット食品の使用で死者まででているにもかかわらず、いわゆる健康食品市場は拡大の一途を辿っている。
| trinity | 食品一般 | 09:10 | comments(0) | - | PAGE TOP
ハバネロvsプリック
hvsp
上が中南米産ハバネロ、下がタイのプリックどちらが辛いのでしょう、我が家ではベランダでプリックを栽培しています。青いプリックをゴーヤチャンプルなどに入れて食べると咳が出るくらい辛く、スーパーで販売されているハバネロソースよりも辛く感じます。
辛さの正体はカプサイシン(下図)でギネスブックにはハバネロが掲載されているようです。ギネス記録は580,000スコヴィルでタイペッパーは5,000〜10,000スコヴィルなのでハバネロの勝利のようですが、タイの唐辛子もあまり辛くない赤で大きいタイプと強烈に辛い緑で小さいタイプがあり、収穫直後が最も辛いので、同じレベルでの比較が難しいですね。
ちなみに、スコヴィル値は何倍に砂糖水でうすめたら辛さを感じないかを官能検査する手法ですが、最近はカプサイシン含量を直接測定する手法に変わりつつあるようです。
capsicin
夏の暑さは辛い料理で吹き飛ばしましょう。
| trinity | 食品一般 | 08:32 | comments(0) | - | PAGE TOP
食品工場探訪
おはようございます。
今朝は英語の夢を見てしまいました。時々見るのですが、最近英語を使う機会のない私にとっては、夢で疲れてしまった感じです。
さて今日は都衛研のHPで食品工場が見られます。ご興味のある方はどうぞピンクの文字でリンクしています。

柏餅製造工程で餡の製造工程写真がありますがピュアースクイーザーで脱水していますが、これはフィルタープレスと呼ばれるアコーディオンの中で餡を絞る装置のように見えます。濾布(ロフ)に細菌が残存し特に加熱で生き残ったセレウス菌が大量に溜まる工程です。濾布の素材の変更や分解して綿密な洗浄殺菌が欠かせない工程です。厚生労働省の審査基準課にセレウスの汚染に関して問い合わせたところ、食品衛生法2章の第6条 次に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、又は販売の用に供するために、採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
1.腐敗し、若しくは変敗したもの又は未熟であるもの。ただし、一般に人の健康を損なうおそれがなく飲食に適すると認められているものは、この限りでない。
に抵触しなければ少量のセレウスが食品から分離されても直ちに食品衛生法違反にはならないようです。数量規制は実施されていません。


製氷工程では製氷槽が床より低い位置にありますので、床の殺菌が欠かせません。

地ビール製造時に麦芽を使用するのは麦芽に含まれるβ-アミラーゼで糖化反応をおこし、ビール酵母によって発酵を起こしやすいようにしています。

豆腐はにがりが無ければ作れません(古い昔から生活の知恵として添加物が使用されていた例でしょうか)

パンも発酵食品です。原料もグルテン含量の多い強力粉(英語ではBread flour)が必要です。(ちなみに中力粉:noodle flour、薄力粉:biscuit flourと呼びます。)

私たちが日常食べているものも、色々な汚染を受ける機会もありますし、色々な酵素反応や発酵を含めた化学反応によって作られているものが非常に多いように感じました。
| trinity | 食品一般 | 06:52 | comments(0) | - | PAGE TOP
乳酸菌発酵抽出物
テレビショッピングで乳酸菌発酵抽出物のCMをやっていました。
食品添加物は活性酸素、乳酸菌抽出物は腸内のフローラを調整善玉菌をふやすといったCMでカプセルにはいった乳酸菌を大豆蛋白で増殖した培地成分を販売していました。

食品添加物が活性酸素?乳酸菌発酵抽出物が大腸まで届いて腸内フローラに影響を与えるのでしょうか?小腸で吸収されない成分がどんどん大腸に送り込まれると大変な事になります。乳酸菌の種類についてもふれていませんでした。Lactococcus lactisなどは抗生物質を作る乳酸菌で問題視されています。

現在特定保健用食品として認められているのは、プロピオン酸菌が乳性を発酵してできる1,4-dihydroxy-2-naphthoic acidがビフィズス菌を増やすことが認められているのみです。

こうしたテレビショッピングに規制をかけなければ危険な健康食品やまったく効果のない健康食品がどんどん販売されて非常にリスキーな状況になっているとと思います。
厚生労働省はこうしたあきらかに問題のあるCMをなぜ放置しているのでしょうか?
| trinity | 食品一般 | 07:16 | comments(0) | - | PAGE TOP
残留農薬ポシティブリスト(英文)
最近残留農薬のポシティブリストを検索される方がよく私のブログにもこられているようですので英文版のリンクを掲載します。

農薬のポシティブリスト(英文)をお探しの方はこちらのHPへ58ページ以降に食品別残留農薬規制がMHLW Notification No. 499 (Provisional MRLs, etc.) (PDF:481KB)の中に掲載されています。数値のない農薬は一律0.01ppmとなっています。
| trinity | 食品一般 | 12:53 | comments(0) | - | PAGE TOP
サルモネラ検出用培地
salmonellaクリックすると拡大します。
サルモネラを簡易測定する場合にはDHL培地を使っています。
サルモネラはDHL培地で硫化水素を生産して黒色のコロニーを作ります。
| trinity | 食品一般 | 08:02 | - | - | PAGE TOP
米国の食中毒事情
usfoodpoisoningクリックすると拡大します。
米国の食中毒発生状況です。キャンピロバクターが多いのは日本と共通していますが、食生活の違いかビブリオは少ないようです。リステリアは日本ではまだ発症事例が報告していませんが、この菌は4℃でも発育しますからエルシニア同様長期冷蔵庫保管の食品も気をつけなければなりません。しかし赤痢がこんなに発症しているのにはびっくりです。Shigellaは赤痢のことで日本では食中毒ではなく伝染病に分類されていますが、先進国でこんなに赤痢が多いというのは、米国の光と影のような一面です。
日本で最も発症の多いノロウィルスがありませんが、これは統計を取っていないのか、もともと生牡蠣を食べないのか???? 土日もシャーレノ写真をアップできたらと考えています。ご期待ください。
| trinity | 食品一般 | 08:32 | - | - | PAGE TOP
健康食品
mark
健康食品には上の3つのマークとカテゴリーがあります。
左から健康補助食品(いわゆる健康食品)。特定保健用食品(トクホと呼ばれています)それから特別用途食品です。トクホと特定用途食品は厚生省が管轄しています。
いわゆる健康食品は(財)日本健康・栄養食品協会が管理しています。こうしたマークのない健康食品は、製造メーカーや輸入業者が許可無く企業リスクで販売されているのが現状です。健康食品を購入する際の目安にしてみてはいかがでしょうか。
| trinity | 食品一般 | 12:23 | - | - | PAGE TOP
食品衛生法
食品添加物や食品の販売については、食品衛生法第六条に基づき規制がかけられており、別表1及び2に詳細が説明されています。
第六条は「販売等を禁止される食品及び添加物」となっています。
この条が衛生法の基本部分となっており、これに応じて細菌検査や腐敗クレーム品の回収が行われることになります。

第6条 左に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、又は販売の用に供するために、採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
 一 腐敗し、若しくは変敗したもの又は未熟であるもの。但し、一般に人の健康を害う虞がなく飲食に適すると認められているものは、この限りでない。
 二 有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは附着し、又はこれらの疑いがあるもの。但し、人の健康を害う虞がない場合として厚生大臣が定める場合においては、この限りでない。
 三 病原微生物により汚染され、又はその疑があり、人の健康を害う虞があるもの。
 四 不潔、異物の混入又は添加その他の事由により、人の健康を害う虞があるもの。
| trinity | 食品一般 | 08:42 | - | - | PAGE TOP
食品の毒性
一昨日大阪湾の潮干狩りなどの規制が解除されました。
麻痺性貝毒は食物連鎖の過程で二枚貝が有毒プランクトン・アレキサンドリウムを食べる事で貝にサキシトシン誘導体が蓄積することによって起こります。いずれにしても潮干狩りシーズンを迎え、規制解除は嬉しい限りです。

また6日TBSで放送された白インゲン豆ダイエットで激しい下痢や嘔吐が発生している様です。インゲン豆は青酸を含んでおり、白餡などを製造する時に十分な晒し(さらし)工程を設けるよう衛生法で規制があります。今回は晒し工程を行わず白インゲン豆を煎って食べるようなダイエット法だったようです。原因までメディアでは報道していませんが、身近な食物でも毒性がある事例が続いて発生しています。
| trinity | 食品一般 | 09:48 | - | - | PAGE TOP
大豆イソフラボン摂取量
やっと金曜日です。今日一日頑張れば週末のお休みです。
昨日の食品安全委員会で懸案事項となっていた大豆イソフラボンの一日摂取許容量が設定されました。30mg/日です。乳幼児や妊産婦は摂取しないようにアドバイスがでていました。過剰摂取で発ガン性の疑いありとのことです。
イソフラボンは女性ホルモンとして働きますので微量でも大きな影響を及ぼします。健康食品がまた警告されてしまいました。テレビCMなどに流されずに、正確な知識をインターネットなどで入手した上で対応したいと思いました。
| trinity | 食品一般 | 08:38 | - | - | PAGE TOP
N-ニトロソフェンフルラミン
まえのブログでN-ニトロソフェンフルラミンの検出試験を実施しておりますがこれは減肥茶として販売された商品に化学物質が添加されていたからです。
せん之素こう嚢(せんのもとこうのう):高濃度のN−ニトロソ−フェンフルラミン(約3%)と微量(約0.01%)のフェンフルラミンを検出
御芝堂減肥こう嚢(おんしどうげんぴこうのう):高濃度のN−ニトロソ−フェンフルラミン(約3%)を検出
茶素減肥(ちゃそげんぴ):高濃度のN−ニトロソ−フェンフルラミン(約3%)と極微量(0.004%)のフェンフルラミンを検出
fenfluralin
もちろんこの物質は食品添加物ではありません、毒性も不明ですが肝機能障害の被害が出ていますので毒性試験が急がれます。
健康食品に添加する添加物は薬事法にも食品衛生法にも管理されていない状況で何が含まれているかも分りません。保存料を使用せず健康食品を販売されているコンビニさんの感覚が分りません。何が本当に危険な食品で何が安全か、保存料を抜くことで食品の危険性が代替え添加物により拡大する。
生協さんあたりは独自に判断した添加物の安全性を元にZリストなどを作成されています。内容はあまりあてになりませんが、食品を提供する業界の責任としてもっと化学的な判断を求めます。
| trinity | 食品一般 | 13:08 | - | - | PAGE TOP
タマネギ中毒
タマネギ中毒といってもヒトの中毒ではありません、ネギ科の植物には、硫化アリルプロピルという物質が含まれており、愛犬(猫)家の皆さんはご存じかと思いますが、ペットの中ではこの有機硫化物を代謝できず、ヘモグロビンと結合して貧血を起こしてしまい、他の合併症と伴って死んでしまうこともあります。
私は、鰹のたたきが大好きで、たまねぎ、ねぎ、にんにく等を大量に乗せて食しますが。犬や猫には大変な毒物をたべているのですねぇ。皆さん保存料、着色料と添加物を悪者にしますが、食べ物でも化学物質を沢山含んでおり毒物になりうる良い事例ではないかと思います。
| trinity | 食品一般 | 08:59 | - | - | PAGE TOP
BSE(狂牛病)とvCJD(ヤコブ病)
vCJDクリックすると拡大します。

米国からの牛肉に背骨が入っていた事件でまた米国産牛肉の輸入が禁止になっていますが、ご存じの方も多いように狂牛病の大発生とヤコブ病の渦になかで大量の牛を焼却処分したのはイギリスなのです。その後ヨーロッパ各国に広がりました。米国は日本よりもBSEの発生件数が少なく、米国でのヤコブ病の患者は滞米英国人なのです。日本の牛肉処理場の状況が分りませんので日本と米国とどちらの牛が安全かと問われると米国に手を挙げてしまいます。狂牛病が大発生していた90年代に仕事で英国を訪れた私としては少し不安です。
| trinity | 食品一般 | 10:17 | - | - | PAGE TOP
スギヒラタケ
3月26日のブログに昨年の原因食別食中毒発生事例を掲載しましたが、ここのところ植物毒による中毒や死者の発生がきになります。
H16年度にはスギヒラタケによる死者が報告されています。
このスギヒラタケは地方により呼び名がかわっています。かぬか、すぎかのこ、すぎかのか、すぎみみ、すぎわかえ、すぎごけ、等と呼ばれて日常的に食用にされているようですが、H16年度には東北地方で毒キノコに変身しました。
自然の中にも毒性の食物や発ガン性の食物などもあり、漢方薬などは食品の毒性をうまく活用した薬剤とも言われています。食品も色々な化学物質を含んでおり、食経験があるから無意識のうちに食べ物として受け入れていますが、健康食品や食品添加物にも食経験のあるものが数多くあります。昨日はコエンザイムQ10の話を取り上げましたが、テレビのCMでごまかされないで、少し頭を冷やして冷静に判断すれば、ココアが売り切れたり寒天がブームになったりすることは無くなるのではと思いますが・・・消費者はテレビコマーシャルに弱いですから。
| trinity | 食品一般 | 16:11 | - | - | PAGE TOP
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10について内閣府の食品安全委員会が検討を開始しています。コエンザイムQ10はもともと体内で作られる成分で食品として摂取する場合の許容量や上限値を設定して制限すべきではないかといった検討が進められています。健康食品=健康に良いといった我々の考え方を改めさせられるような事件が頻繁に発生しています。

一部抜粋
(2) 厚生労働省は、2 例の健康被害報告を理由の一つとして、摂取目安量の上限値等を示すための食品健康影響評価を要請している一方で、これらの健康被害とコエンザイムQ10 の摂取との間の因果関係は不明であると結論づけている。このように科学的情報が不足している中で、緊急に摂取目安量の上限値等を示す必要性を明らかにする必要がある。また、上限値を示した場合には、この上限値を法令で定める規格または業界自主基準とする等、厚生労働省が行う予定のリスク管理を明確にする必要がある。
(3) コエンザイムQ10 は、人の生体内で合成される成分でエネルギー代謝に関与する補酵素であるため、大量又は長期間継続的に摂取した場合、生体内における合成・代謝系等に与える影響に関する科学的情報は、評価の上で必須の情報である。
厚生労働省が報告するように、現在、これらに関する情報が存在しないならば、要請にあるような摂取目安量の上限値等を示すための食品健康影響評価を行うことは困難である。
| trinity | 食品一般 | 08:47 | - | - | PAGE TOP
お米の害虫
昨日テレビで家庭でのお米の害虫を取り上げていました。
家庭で多いのは
koukuzoumushiコクゾウムシと
noshimemadarameigaノシメマダラメイガ
の幼虫だそうです。我が家ではコクゾウムシは見かけませんが先日コンピューターの近くをノシメマダラメイガの成虫がはい回っていました つくばの食品総合研究所の先生は完全に混入を防ぐのは困難なので良質タンパク質が入っていると思ってくださいとおっしゃっていました。私は昆虫を観察するのは好きなのですが、食べるのは苦手です。保存方法はペットボトルに入れて冷蔵庫に保管するのが良いそうです。
| trinity | 食品一般 | 13:19 | - | - | PAGE TOP
健康食品による健康被害
健康食品がコンビニやドラッグストアーに沢山販売されていますが、医薬部外品や医薬品以外のものは、その安全性がチェックされないまま販売され大きな健康被害をもたらせています。厚生省からは「いわゆる健康食品」による健康被害事例として掲載されています。
食品添加物は厚生労働省の基準審査課が窓口となり、安全性の試験等を管理推進していますが、健康食品については対応が十分できていないようです。
健康食品といっても化学品を含んでいますので、いろいろな作用副作用がでます。食品添加物=健康に悪い、健康食品=健康に良いといった私たちの感覚の大きな間違いに驚かされてしまいます。
| trinity | 食品一般 | 11:35 | - | - | PAGE TOP
小豆のお話もうひとつ
以前当ブログで小豆ゾウ虫の話や、石豆の話をしましたが耐虫性小豆の話をもう一つご紹介したいと思います。
NIASで研究されている試験ですが、タイで多く生産される小豆に赤竹小豆といった品種のものがあります。この豆の中にゾウ虫に耐虫性を示すものが混じっています。対虫性成分も同定されており、なんとポリフェノールなのです。このポリフェノールを持った赤竹小豆と小豆は直接交配ができないので両者と交配が可能な中間種を介して交配してやると、耐虫性の小豆を作ることができます。NIASのHPに詳細が載っていますので覗いてみてください。なかなか夢のある実験ではないかと感じています。
| trinity | 食品一般 | 16:00 | - | - | PAGE TOP
石豆の原因
ishimame
小豆を栽培している農家の方が時々困るのが石豆の発生です。小豆の種皮は水を通過させません、種孔と呼ばれるへその端にある盛り上がりのセンターにある小さな穴からだけ水を吸収します。小豆があったら水につけて実験してみてください。小豆の一カ所からだけ水が入りふやけていくのが観察できます。ところがこの穴が詰まったものが収穫されることがあります。なぜそんな小豆ができるかには、一斉に種をまいて一斉に発芽して天災に遭ったら全滅してしまうので、石豆ができて水を吸わないので発芽せず長い時間たった後に発芽して子孫を残すためともいわれてきました。ところが実験室で小豆の水分と石豆の関係を試験してみました。すると水分含量が10%より乾燥したものが石豆になっていることがわかりました。この実験は少し工夫が必要です。まず水につける前の小豆の重量をはかり試験管に一粒ずつ投入して水を入れます。石豆は水を吸収できませんので小豆の形のまま残ります。それ以外の小豆は水を吸って重く大きくなります。大きくなった豆も再度重量をはかります。その後すべての小豆を120℃に長時間放置して完全に水分を飛ばして固形分の重量を量ります。そして水を吸う前の重量と水を吸った後の重量、乾燥後の重量から計算して水分を求めます。こうして水を吸う前の水分と石豆の関係をプロットしたのが上の表です。○が石豆で◆が正常粒です。
小豆は茎の下から開花して自家受粉し下からサヤが実っていきます。つまり下のサヤに入っている小豆は早く実り、秋の乾燥した環境に長時間さらされる場合に水分が低下して石豆になっていたのです。秋の乾燥が強い年には早めに収穫して収穫後の最終乾燥を調製する必要があります。
丹波大納言のような手摘みしている貴重な小豆は、乾燥の度合いをみて早めに収穫してやると石豆の防止ができるはずです。また石豆も脱穀機で長時間脱穀作業をやってやると解除できることもわかりました。
| trinity | 食品一般 | 11:25 | - | - | PAGE TOP
アズキの話・雑豆状況
現在アズキやインゲンマメといった雑豆は国内生産だけでは不足しています。不足した豆は輸入枠を持って末端のお客さんまで販売能力を持った会社が輸入してあんこ屋さんやパン屋さん、お菓子屋さんなどに販売しています。
これは、アズキなどは相場物ですので、誰でも輸入できるようにすると、相場を操作される恐れがありますのでこういった仕組みが作られています。
また、アズキを例に取ってみれば、冷凍茹でアズキなどが輸入枠以外にも輸入されていますので、国内の農業試験場では海外にないより良い品質の豆類を交配で作り出し品質で競争する状況が続いています。
国内で作られた品種の種が海外に持出されれて栽培され輸入されることもありますので、国内では種苗法で新しい品種を登録し、遺伝子分析で輸入されないかを調査しています。アズキの世界で遺伝子分析が行われているなんて不思議ですね。
| trinity | 食品一般 | 11:25 | - | - | PAGE TOP
コーティング剤のもう一つの使用法
coatingクリックすると拡大します。
今ではほとんどとれなくなった鰯ですが、かつてはハマチやタイの養殖の餌として無くてはならない重要な魚でした。ところが鰯ばかり食べさせると鰯の身のなかにチアミナーゼというビタミンB1分解酵素があり、ビタミンB1の欠乏症になっていました。餌の鰯にビタミンB1を入れても分解されてしまいますので、そこでコーティング剤が登場するわけです。ビタミンB1を油脂でコーティングしてやるとハマチやタイが鰯とともにコーティング剤を食べた後に油脂は消化されビタミンB1の補給もできますので、欠乏症にならないのです。
| trinity | 食品一般 | 17:04 | - | - | PAGE TOP
おいしい卵
eggクリックすると拡大します。
どちらの卵がおいしそうでしょう?
私は向かってひだりの赤っぽい卵が好きです。卵の色は産卵前10日間に何を食べてかできまります。通常飼料の中には、卵をおいしそうに見せるために赤色の天然色素を使います。パプリカやキャンタキサンチンが使われることが多いようです。着色料は最低の嫌われ者添加物ですが、食べ物の色はおいしさに関係しているのです。私たちは味だけでおいしさを感じるのではなく、見た目、食感、香りといった要素も食卓を豊かにしてくれます。
| trinity | 食品一般 | 04:44 | - | - | PAGE TOP
冷凍すりみの高騰
蒲鉾などの水産練り製品の原料である冷凍すり身そのほとんどが米国(スケトウダラ)からの輸入に頼っています。その他の漁場としては、ロシア(スケトウダラ)、ニュージーランド(南ダラ・ホキ)などがありますが、あまりとれていません。
米国でとれたスケトウダラは、三枚おろしにされて、フィレにするか冷凍すり身にするかを相場で判断します。いわゆる儲かる方に加工するのです。
蒲鉾といえば日本といった業界でしたが、かに足蒲鉾がサラダなどに使われるようになって業界は変わりつつあります。日本より高い価格でヨーロッパや韓国が購入して、日本は高くて買えなくなっているのです。
もっとも、本当においしい蒲鉾は冷凍すり身を使わずに、地場でとれた魚をすり身にすると味が全く異なり、それはおいしい蒲鉾ができあがります。
しかし、40万トン近くとれるスケトウダラの冷凍すり身はやはり、蒲鉾の主原料であることには代わりがありません。
昨年から14年ぶりに水産練り製品が値上がりしたり竹輪の本数が少なくなったり、短くなったりしています。日本食が世界に輸出され、消費が日本より多くなる時代がくるのでしょうか。
| trinity | 食品一般 | 09:53 | - | - | PAGE TOP
これでいいのか日本の農業?
2兆8310億円これがH18年度の農林水産省の予算です。
日本のエネルギー受給率は40%です。エネルギー換算した食料の60%を海外からの輸入に頼っているのが現状です。
この食料受給率を上げるために使用されるのが4人家庭で9万4千円もの税金が農家の保護に使用されています。
今年の農林水産省の方針は

 今回の基本計画の見直しにおいては、農政を取り巻く情勢の変化を踏まえ、
・新たな食料自給率目標を設定し、その向上に取り組むこと
・食の安全と消費者の信頼を確保すること
・担い手の経営に着目した経営安定対策への転換や、担い手への農地の利用集積の促進に取り組むこと
・環境保全を重視するとともに、農地・農業用水などの資源を保全する施策を確立すること
・農産物の輸出やバイオマスの活用などを促進する「攻めの農政」を展開することなど、政策改革の方向付けがなされるとともに、政策の推進に当たっては、
・施策の推進に関する手順、達成目標などを示した工程表を作成すること
・政策評価を積極的に活用して施策の効果等を検証すること
により的確な工程管理を行うことが明記されています。
 今後、本基本計画に基づき、政府一体となって各般の施策に取り組んでいくこととしています。


といった事が述べられています、農業保護を正当化する為に、農業は田んぼや畑、森林といった環境保全にも大きな役割を果たしている。といったこともかかれています。たしかにそうですが、東京や大阪の大都市で畑も見えないところで働いている人のマンションの土地にかかる税金と農地にかかる税金が違うことはみなさんごぞんじですよね。
どうして農業保護のもとで群馬のこんにゃくや千葉の落花生が輸入禁止品目になっているのでしょうか群馬県には特に有力な政治家がおられます。
日本の平均耕地面積は1.2ヘクタール、海外では1農家で数千ヘクタールの土地を保有している国があります。競争にはなりませんよね!

有事の食料確保を述べられる方もおられますが、イラク戦争を観ていれば仮想敵国が攻めてきても米軍との安保がある限り、食べ物には困らないように思えてなりません。農業も全て株式会社化して土地を集約してゆかねば、毎年10万円近い税金を農業の為に払うのって納得できません。
| trinity | 食品一般 | 11:02 | - | - | PAGE TOP
健康食品と薬事法
世の中数々の健康食品が販売されています。
同じ化学物質でありながら、健康に良いというふれこみで販売量は増大の一都をたどっています。しかし薬事法で効能がうたえるのは医薬品、医薬部外品だけです。健康食品は効能をうたえませんので。「なになにに効果があるといわれている○○を含んでいます」といった宣伝しかできません。
薬局当りの手書きのチラシをみると明らかに薬事法に違反しているチラシがたくさんあります。
食品業界ではアルコール製剤や殺菌成分のはいった洗浄剤などが販売されています。明らかに殺菌力があるにもかかわらず、薬事法の関係で除菌剤といった表示しかできません。
しかしアガリスクが癌を促進した事件で、健康食品にも何が起こるか分らないといった概念が消費者の間にもできたのではないでしょうか。
| trinity | 食品一般 | 11:57 | comments(0) | - | PAGE TOP
原産地表示の不思議
今日スーパーに買い物に行きました。
お魚コーナーにサワラが販売されていますが、一つは韓国産、もう一つは中国産・・・・海は続いているのに。
中国に出張した折、珍味屋さんの工場を見せてもらいました。
原料はアルゼンチン産のアカイカをフランスの甘味料で一次調味してダルマを作ります。(ダルマは業界用語で足と内臓をとったイカを調味して薫製にしたものです。
この段階で日本に送る場合もあるようです。最終調味を日本で行い、衛生法上の生産国は日本となります。
こうした食品の品質に色眼鏡をかけた見方が日本にはありますが、関サバ、や関アジに代表されるような、おいしさを指標にして表示するすべはないのでしょうか?
| trinity | 食品一般 | 15:13 | comments(0) | - | PAGE TOP
農薬ポシティブリストを世界に問い合わせ
Partial English Version of Final MRL "Positive List" System Released on Mar
JAPAN, March 14, 2006 -- All U.S. Producers and Exporters should be aware of the final list of provisional maximum residue limits of agricultural chemicals that will be allowed on foods in Japan. The entire list was published in Japanese only on November 29, 2005 and this English version, containing only the new provisional MRLs, was published March 1, 2006. Please note that this list differs from the Final Draft, which many have already seen.
| trinity | 食品一般 | 08:43 | comments(0) | - | PAGE TOP
残留農薬ポシティブリスト
3月7日に本ブログで取り上げた残留農薬関連記事が昨日の日経新聞に掲載されていました。「跳ね上がるコスト」といったタイトルで商品欄に掲載されていました。従来は残留しても良い農薬の残留基準を設定してきたネガティブリスト(283種類)を5月29日から、ある程度残留しても良い農薬799品目を設定し、その他の物質の残留基準を0.01ppmに設定するというものです。記事の中で「安さだけを求める消費者がいるのも確かだが、安全の為の『適正価格』を受け入れる土壌もできつつある」と評価されていました。
ソバの需要は年間10万トンでその7割が中国産だそうです。ソバは荒れた大地でも育ちますのでミャンマーなどからの輸入の記事の掲載されたことがあります。ソバはソバ粉が30%入っていればソバと表示が可能です。今日購入した二八ソバは製造地長野と表示してありましたが、中国のソバを80%使用し20%の小麦混ぜで乾麺にする工程を長野県でされたのでしょう。
日経新聞には輸入時の検査費用が10倍になるのではないかとかかれていましたが、なかなか消費者価格に反映できない製造メーカーが、生産地を偽って高く販売する構造にさらに拍車がかかるのではないでしょうか。

| trinity | 食品一般 | 07:17 | comments(0) | - | PAGE TOP
食品のトレーサビリティー
現在食品業界では、食品のtraceabilityが求められています。
食品に使用する主原料だけでなく、添加物や食品素材などもどういったところでどのように作られたが。MSDS(Material Safety Data Sheet)まで必用とされます。
何か食品事故が発生したときに、原因がはっきりとわかるようにといった目的での作業です。これは食の安全を守る上で最も重要な作業ではないかと感じています。当然提出資料などの負担はかかりますが、食品事故を最小限に止めるために必須の項目だと考えています。
しかし、私が作りましたといった農家の方の写真を農産物の上に表示されるのはちょっと行きすぎではないでしょうか?
信用できそうな顔の方は良いのでしょうが・・・・・・・
| trinity | 食品一般 | 09:27 | comments(1) | - | PAGE TOP
残留農薬の問題
最近、厚労省や農水省が残留農薬の問題を取り上げて残留してはならない農薬の(ポシティブ)リストを作成されています。
5月から運用が開始されるようで、食品業界のかたは、化学合成品の添加物にまで残留農薬のデーターを提出してほしいと行った希望が殺到し大混乱となっています。農薬の残留を測定する場合主な農薬だけで試験費用が15万円程度かかりますので、沢山の食品原料に検査をさせていたら加工食品が高くなってしまいます。それとも輸出入の時だけの検査で国内農業の保護が目的なのでしょうか?
しかしよく考えてみれば、室内で蚊取りマットを焚いたり、殺虫剤を噴霧している状況で残留農薬に極度に過敏になる必用はあるのでしょうか?
もちろん家庭で使用される防虫剤はピレスロイド系が多く、残留性が非常に少ない商品です。こうした殺虫剤は当然畜舎や鶏舎で動物のいる状況で使用しますので出荷間際の休薬期間が必用かと思いますが、農水省では、畜体噴霧できるピレスロイド系の休薬期間設定されてましたっけ?
| trinity | 食品一般 | 14:48 | comments(0) | - | PAGE TOP
ワラビの発ガン性
スーパーマーケットの野菜コーナーにタケノコとワラビがならびもうすっかり春といった感じです。春の山菜はつくしに始まり楽しみです。

こうした日本の伝統食品の一つであるワラビにはブタキロシドという発ガン性物質が含まれているので、しっかりとあく抜きして食べる必要があります。
またアノイリナーゼというビタミンB1分解酵素もありますので食べすぎにはご注意を。
食品といえども、色々な化学物質を含んでいるいい教訓です。
| trinity | 食品一般 | 17:45 | comments(0) | - | PAGE TOP
non-GMO
遺伝子組み換え作物については何度か取り上げてきましたが。
消費者の反応は一応にGMO反対で嫌われ者食品となってしまっています。
でも遺伝子組み換えでないと表示するには、遺伝子組み換え体が5%未満の混入率であれば良いのです。
これからの世界の食生活はBRICs(ブリックス:ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)の動向によって大きく変貌してくると言われています。
原油高もまた食生活に影響を及ぼしています。
原油が高くなると、ガソリンの価格が上がりますので、ガソリンにエタノールを1割から2割混ぜるガスオールといった燃料が車に使用されます。
このエタノールは砂糖やスターチから製造されますので、お砂糖やでんぷんの価格が上がってきます。まさに今世界では砂糖の大高騰が発生しています。
遺伝子組み換えでない食品のほとんどには遺伝子組み換え体が混入してみなさんも日常食べておられ、身体には何の変調もありません。
幸い日本は豊かな国ですので、高い遺伝子組み換え体でない大豆やトウモロコシを集めて生活していますが、貧しい国では遺伝子組み換え体が活躍しているのです。
| trinity | 食品一般 | 12:40 | comments(0) | - | PAGE TOP
食品購入時に何を確認します?
食品について、添加物、腐敗、賞味期限、遺伝子組み換え、農薬の残留など考えてきましたが、実際の購入者である消費者は何をポイントに食品を購入されているのでしょうか?これについては大阪ガスさんの詳しい調査があります。
そうなんです。消費者は味や価格をみてそのほとんどを判断してしまっていることがよく分ります。添加物も出てきますが、ブランド名とあまり変わらない位置づけで、消費者が確実に判断できる情報は味と価格強いて言えば賞味期限なのです。
それでは、誰が添加物や遺伝子組み換えや農薬の残留に気を配っているのでしょうか、消費者ではありません。それは食品製造メーカーの特に営業担当者と販売者のバイヤーさんとの間での力関係ではないのでしょうか。
こうした方々がもっと勉強して頂いて、私たち消費者に本当の安全とは何なのかを考えて頂きたいと感じています。
| trinity | 食品一般 | 11:55 | comments(0) | - | PAGE TOP
残留農薬・non-GMO
残留農薬の問題も業界を悩ませている大きな問題です。
添加物を使用されている食品会社の方から、農薬の残留がないか証明書を出してくれといった依頼がよく来ます。対象の添加物のほとんどは化学的合成品です。なぜ農薬が関係するのでしょうか?
食品製造メーカーの方も少しは内容を検討してから残留農薬やnon-GMOの証明書を依頼して頂けたらと感じているこのごろです。原料の野菜や穀類であれば当然ですが、化学的合成品に残留農薬も、non-GMOも関係ないのでは、当社の品質管理課もこうした無意味な証明書を作るために増員を余儀なくされました。
海外での農薬はネガティブリスト(使用できない化学物質だけをリストする制度)の国が多く、使用してはならない農薬だけが規制されている場合が多い現状でどれだけの農薬をいっせい分析しても、かならず抜け落ちる農薬が出てきます。
とりあえず、日本で使用されそうな農薬一覧がありますので、その分析をしてもらい、もれている農薬が残留していても分析しようがないのが現状です。形の良い虫食いのない野菜を好む日本人は農薬なしではなかなか安価に野菜を手に入れることは困難です。無農薬といっても木酢酸や農薬に該当していない成分を使うケースもあるでしょう。
疑問だらけの日本の食品事情です。
| trinity | 食品一般 | 18:27 | comments(0) | - | PAGE TOP
遺伝子組み換え
non-GMO
この写真は遺伝子組み換えでないオハイオ産の大豆を13000粒畑に植え付け初葉がでた後に除草剤のラウンドアップを1週間間隔で2回散布した後の写真です。10株ほど除草剤が効かない遺伝子組み換え大豆が混入しています。
遺伝子組み換えも消費者に嫌われる代表選手ですが、選別機やサイロまで別にしなければこのように知らない内にすでに皆が食経験を持っている状態になっています。除草剤の効かない豆を見つけて大豆と自然交配してやれば可能な技術ですが、交配のために最低10年は必用となります。それを遺伝子組み換えでは簡単にできてしまいます。
世の中には突然変異によって遺伝子が組み変わった食品も多く存在します。
紫外線や特殊な突然変異を起こす薬剤を使って無作為に突然変異を起こしている食品もありますがこうした物は遺伝子組み換え食品としては扱われていません。遺伝子組み換え技術は、必用な遺伝子だけ導入してやる技術ですので、紫外線や薬剤による無作為な突然変異よりもよっぽど安全な物だと思いますが、嫌われ者になってしまいました。せっかくの技術が残念です。
| trinity | 食品一般 | 16:07 | comments(0) | - | PAGE TOP
アガリスクに発ガン促進効果
昨日はキリンウェルフーズ(株)のアガリスク(カワリハラタケ)に癌の促進効果があることが大きなニュースになりました。
厚生労働省でも正式に発表されているようです。
健康食品の中には、安全性が確立されていない商品も多く、食品添加物は嫌われ者ですが、同じ化学物質や天然抽出物が健康食品になった段階で嫌われ者だったはずが積極的に摂取使用とするのは何故でしょうか。
健康食品は効能効果が薬事法の関係からうたえません。〜に効果のあるといった表現がとれないので、口コミや一部の薬事法違反のCMによって健康によい物、病気を治す物といったすり込みが起こっていて、健康食品OK、食品添加物NGといった本能的反応を大脳辺縁域が下しているのです。

たばこを吸いながら公害反対デモに参加しているようなものですね!
| trinity | 食品一般 | 10:39 | comments(0) | - | PAGE TOP
食品のアレルギー表示
最近は食品にアレルギー物質の表示が行われるようになり、アレルギーを持っている人たちには大変助かります。

特に症例が多く症状が重篤な物は
卵、乳、小麦、そば、落花生
症例は少ないが表示が必用な物は
あわび、イカ、いくら、えび、オレンジ、かに、キウィフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンに最近バナナが加えられました。

私はキウィフルーツのアレルギーですが、食品の中には、姿をかえて混入しているものがありますので注意が必要です。食品の中に数ppm、1ppm以下であればアレルギー表示は不要です。

でもまつたけアレルギーの方って安上がりでいいですね。
| trinity | 食品一般 | 16:41 | comments(0) | - | PAGE TOP
朝日新聞の大豆イソフラボンの記事
食品ネット分析室で1月25日に取り上げた大豆イソフラボンの記事が、本日の朝日新聞の一面に取り上げられています。
新聞って案外スローな記事をとりあげるのですね!
少し前の化粧品に使われるパラベンの記事も記事タイトルに「?」マークがつけられており、パラベンメーカーの説明によりますと、どうも早とちりのようです。
メディアの力は強力ですので、誤った記事や、研究途中のあやふやな事実を掲載することの恐ろしさに記者の方も気づいて頂ければと感じました。
| trinity | 食品一般 | 16:18 | comments(0) | - | PAGE TOP
おいしさの科学研究所のパンフレット拝見しました。
おいしさの科学研究所のパンフレットを、拝見しました。

中に/郵添加物などを極力使用せず、原材料の素性が明らかな、"ほんもの"の食品及び食品素材。という説明とリンゴの写真がでています。

リンゴの蜜はソルビトールという添加物であるのをご存じなのでしょうか?
主旨には私も大賛成ですが、添加物と食品と食品素材の定義がしっかりしていないと思いました。
食品も添加物的な使用をすれば、一般飲食物添加物という項目に入る物が多数あり、たとえば食品にオレンジジュースで色を付ければ着色料となります。顧問に大学の先生方が名前を連ねておられますが、食品の本質を理解せずにおいしさを追求しているような不安な感じがいたしました。
| trinity | 食品一般 | 16:13 | comments(0) | - | PAGE TOP
食品の原産国表示
最近スーパーマーケットに並ぶ生鮮魚介類や野菜に原産地表示が増えています。国内で作った食物は価格が高く、食品生産の空洞化が進み、エネルギー自給率は40%程度となっています。
最近話題になっている原産地表示にあんぱんがあります。中身の加糖餡が中国の天津小豆で作ってある中国産と北海道の小豆でできた物があり、あんパン自体はもちろん日本で作られます。こうした食品を中国産と国産を分けようと言う動きがあります。
農林水産省が国産商品の販売促進を推し進め食糧自給率を上げる目的のように思いますが、そこまでやるのぉ〜って感じですね。
| trinity | 食品一般 | 13:49 | comments(0) | - | PAGE TOP
大豆イソフラボン
節分が近づいてきました、「鬼は外」のあとは皆で煎り大豆を食べることになりますが、煎り大豆100グラムには200ミリグラムの大豆イソフラボン(アグリコン)いわゆる女性ホルモンが含まれています。
大豆イソフラボンは閉経前の女性に一日30ミリグラムの上乗せ摂取が特定保健食品として認められています。
ところが閉経後の女性に一日150ミリグラムのイソフラボンを5年間食べさせた試験では、子宮内膜症が有意に増える事がわかっています。
そこで男性や閉経後の女性に対しては一日75ミリグラムをヒトの安全な上限摂取目安量と定めています。
また胎児、乳幼児、小児、妊婦については推奨できないとされておりますのでご注意を!
| trinity | 食品一般 | 09:54 | comments(0) | - | PAGE TOP
黄色ブドウ球菌
aureus

肌の表面は汗が乾いたりして塩分が付着したりし、水分活性が低い状況になりますが、ブドウ球菌は上の写真のような状況で付着しており、けがをして出血すると血液を栄養に増殖を開始しますので、手に傷がある人は包装作業には携わってはいけません。
| trinity | 食品一般 | 09:48 | comments(4) | - | PAGE TOP
脱酸素剤・オキシーター
Oxyeaterクリックで拡大
お餅に脱酸素剤・オキシーター(上野製薬株式会社)がはいっています。食べ残したしょぶしゃぶ用の薄いお餅です。脱酸素剤・オキシーターの中身は鉄粉です。乾燥剤ではありません。お餅ができたての時に、包装材の中の酸素含量を測定して適当なサイズの脱酸素剤・オキシーターを投入します。すると鉄は餅の水分をすって錆びてゆきます。その時小さな袋の中の鉄FeがFe2O3酸化鉄(ベンガラ・食品添加物で安全なものです。)になり包装の中の空気を全て消費してしまいます。包装の中の酸素が無くなる事で、好気性菌やカビの発生を防止してくれているのです。乾燥剤ではありませんので、一度開封すると外部の空気と接触して効力はなくなります。乾燥剤のように開封後輪ゴムで止めて再度食品とともに冷蔵庫に入っている姿をよく見ますが、残念ながら意味がありません。またホカホカカイロも同じ原理ですので、脱酸素剤に余力が残っている場合、開封後に暖かくなっていることがあります。でもやけどをするような温度にはなりませんのでご安心を。
| trinity | 食品一般 | 11:43 | comments(6) | - | PAGE TOP
豆類の害虫

豆類の害虫のホソヘリカメムシが自宅のウツボカズラの葉の上で越冬しています。カメムシ類は集団で越冬することが多いのですが、自宅が気に入ってくれたようです。春になって暖かくなると子孫を増やし小豆や大豆の葉をエサにして大繁殖するのでしょう。
| trinity | 食品一般 | 15:29 | comments(0) | - | PAGE TOP
くら寿司のサイトを見てきました
くら寿司のサイトを見てきました。

「健康を優先するため、化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料の四大添加物をいっさい使用していません」
といった内容でした。

最近の回転寿司はコンピューター管理で同じお皿が何時間も回らないように管理されていますから、そもそも世の中に人工保存料など使うお寿司屋さんがいるのでしょうか(昔の化学的合成品の保存料は用途制限があり寿司には使用できません・食品衛生法の常識です。)・人工・合成などの使用は食品衛生法では使用しないことになっています。お寿司に着色料を使うお寿司屋さんも見たことがありません。調味料は昆布からとっても鰹からとっても化学物質です。
55分以上回転し続けないようにくら寿司独自の管理をしてある。と書いてありましたが55分では細菌の急速な増殖は有りません。細菌の増殖にはlag phaseという環境が変わると細菌がその環境で発育するために酵素などの増殖に必要な状況に自分を変える時間が数時間あります。その間は細菌は増殖しません。55分も回転しているとひからびておいしくなくなるのでしょう。

四大添加物の定義がまず分かりませんが、くら寿司では色素ではカラメル色素を使われていますし、増粘多糖類(ガム類)やミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム12水塩、AlK(SO4)2・12H20)も使用されています。
動物的に人間を観察したときに本能的にいやがるであろう添加物の種類を四つ選ばれたのでしょうか。

大脳辺縁域を刺激してお客を動物的に呼ぶよりも何のためにどういった添加物を使用していないのかを消費者に科学的に説明してほしいと思いました。

私が感じたのは「お寿司が回っているなんて許せない」・・・・ということでした。
| trinity | 食品一般 | 09:53 | comments(2) | - | PAGE TOP
食育基本法て農家の保護?
昨今食品のエネルギーベースでの受給率が40%程度に落ち込んでいることに属議委員(農林属)の方をはじめ多くの農業関係者が困っているようです。
このたび食育基本法なる法律ができましたが、非常に偏った法律、強いて言えば国民皆で農家を保護するための税金を払いましょうと言った内容にがっかりしました。
農業が衰退すればあたかも日本の緑が無くなってしまうような記事が記載されています。http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g15902009.htm
食品の原産地表示も国産が良いと言った何の根拠もない本能的な感情を利用した法律です。○○県産といえばおいしいのかなぁといった本能的な反応で国産作物を購入させるといったうがった見方もしてしまいます。
加工食品メーカーさんも同じです。
原産地表示
食品の表の表示ではあたかも北海道でとれたかのように宣伝していますが、裏の表示はカナダ産。カナダのニシンを北海道でさばき卵を取り出した物が北海かずのこになっているのです。
農家には大きな補助金が毎年出ています。農家は食のエネルギー自給率のみならず、緑を保持するために必要な産業だと言った理由ですが、そのために多くの税金を徴収されるサラリーマンはどうしたらよいのでしょうか。
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小豆ゾウムシ
azukizoumushi画像クリックで拡大します。
虫に汚染された小豆が届きました。
虫の名前は小豆ゾウムシ(C. chinensis)です。一匹のメスが数十の卵を小豆の表面に産み付けます。卵は適温におかれると数日で孵化して幼虫が小豆の皮を食い破り内部に進入します。小豆の子葉をエサに1ヶ月ほどで成虫に育ちます。成長した成虫は小豆の表面にクリヤーカットな丸い穴を残して外に出てきます。成長ゼロ点は11℃程度ですので、冬の間はほとんど発生しませんが、春先からサイロの中で発生したりします。温暖な地域の小豆では収穫期に汚染がみられることがあります。小豆の大害虫です。
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タバコシバンムシ
tabakoshibanmushi2
赤文字クリックで大画像へ
穀物に混入していた衛生害虫の同定です。
写真はタバコシバンムシ(cigarette beetle)です。
飼料工場や、穀物を扱う工場ではよく見つかる虫です。
穀物や製粉した粉を掃除する必要があります。
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お餅の腐敗
mochis
赤文字クリックで大きい画像にジャンプ
脱酸素剤の入ったお餅にクレーター状の穴があいています。
これはBacillus polymyxa(バシラス・ポリミキサ)による腐敗です。
脱酸素剤が入っていますので、好気性のカビは発育を抑えられていますが、耐熱性の芽胞を作るバシラス・ポリミキサが餅米を蒸す環境でも生き残り空気が有っても無くても発育できる通性嫌気性菌ですので脱酸素剤の嫌気状態でも発育して腐敗を起こした物です。
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米国産牛肉輸入再開へ
今週のトピックスはなんと言っても米国産の牛肉が全頭検査なしで年内にも輸入が再開されるという新聞記事。
狂牛病・牛海綿状脳症(BSE)はプリオンと呼ばれるタンパク質が牛の脳や脊髄などに蓄積されて発症する物です。人にも感染しクロイツフェルトヤコブ病を起こします。
牛がBSEにかかっているかどうかはELISA法という抗原抗体反応を使ってプリオンを測定しますが、実は若い牛は十分なプリオンが蓄積されていないので検査してもすべて陰性。全頭検査ははじめから若い牛には無意味だったのです。
狂牛病は生後平均60ヶ月の牛で発症し、症状が現れます。正常に立っていられない牛の映像はTVで何度も写され衝撃的でした。症状が現れれば検査しなくてもわかります。ELISA法による全頭検査は症状が現れていない牛の発病前6ヶ月の牛だけ陽性になります。
つまり狂牛病の牛が日本より少ない米国の若牛は、全頭検査しなくても日本の牛より狂牛病にかかっている可能性が低いことは専門家のあいだではとっくにわかっていたのです。
でもこれで、安くておいしい牛丼が食べられますね。 拍手
bse2s
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| trinity | 食品一般 | 09:55 | comments(0) | trackbacks(3) | PAGE TOP
食品に抗生物質の使用が認可
いよいよ食品(チーズ)に抗生物質の使用が許可されるようです。
まずはナタマイシン11月にも認可の見込みと言われています。
食品衛生法には「食品には抗生物質を含有してはならない」という規定がありますが、例外規定として認可されるようです。
衛生法の主旨は抗生物質を日常摂取することで同系列の抗生物質に交差耐性が発現して、疾病治療時に抗生物質が効かなくなることを防ぐ目的かと思います。
ナタマイシンはポリエンマクロライド系抗生物質、マクロライド系のエリスロマイシン等が効かなくなるのではといった心配がありそうですが、ナタマイシンの効果は真菌にだけ認められ細菌には効果が無いようです。いわゆるカビの細胞膜のステロールと結合して細胞壁を壊してしまいます。
チーズと一緒に摂取されたナタマイシンはそのほとんどが吸収されず5%程度が尿から、残りが腸内細菌により分解され便として排泄されてしまいます。
細菌には効果がないことから交差耐性の問題もないように思います。
チーズの表面だけの使用で、ADIが0.3mg/Kg体重/日と設定されていますから危険性はありませんが、外圧に負けて法の精神を曲げるというのはいかがな物でしょうか?これもグローバル社会のなかで仕方のないことなのでしょうか?
ナタマイシンの構造式
natamycin2
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| trinity | 食品一般 | 15:28 | comments(1) | trackbacks(220) | PAGE TOP
食品へのアリの混入
ants
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オーストラリアから輸入された粉末食品原料からアリがみつかりました。
日本産アリ類画像データーベースで検索してみるとムネホソアリのようです。過酸化水素につけてみると発砲しますのでアリの体内にあるカタラーゼがまだ働いている・・・・すなわち死後あまり時間が経過していないことが推測できます。世界のアリ分布でみるとオーストラリアには分布していないアリであることからも日本に輸入された後比較的最近国内で混入したことが推定されました。
なんだか検死官をやっているようでした。
| trinity | 食品一般 | 14:30 | - | - | PAGE TOP

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