食品ネット分析室 

食の安全の為、本当に健康に良くないもの?本当に危険なものを考えてみましょう。
添加物だけでなく、環境衛生や分析手法などの画像もアップしています。
 
BSE(狂牛病)とvCJD(ヤコブ病)
vCJDクリックすると拡大します。

米国からの牛肉に背骨が入っていた事件でまた米国産牛肉の輸入が禁止になっていますが、ご存じの方も多いように狂牛病の大発生とヤコブ病の渦になかで大量の牛を焼却処分したのはイギリスなのです。その後ヨーロッパ各国に広がりました。米国は日本よりもBSEの発生件数が少なく、米国でのヤコブ病の患者は滞米英国人なのです。日本の牛肉処理場の状況が分りませんので日本と米国とどちらの牛が安全かと問われると米国に手を挙げてしまいます。狂牛病が大発生していた90年代に仕事で英国を訪れた私としては少し不安です。
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スギヒラタケ
3月26日のブログに昨年の原因食別食中毒発生事例を掲載しましたが、ここのところ植物毒による中毒や死者の発生がきになります。
H16年度にはスギヒラタケによる死者が報告されています。
このスギヒラタケは地方により呼び名がかわっています。かぬか、すぎかのこ、すぎかのか、すぎみみ、すぎわかえ、すぎごけ、等と呼ばれて日常的に食用にされているようですが、H16年度には東北地方で毒キノコに変身しました。
自然の中にも毒性の食物や発ガン性の食物などもあり、漢方薬などは食品の毒性をうまく活用した薬剤とも言われています。食品も色々な化学物質を含んでおり、食経験があるから無意識のうちに食べ物として受け入れていますが、健康食品や食品添加物にも食経験のあるものが数多くあります。昨日はコエンザイムQ10の話を取り上げましたが、テレビのCMでごまかされないで、少し頭を冷やして冷静に判断すれば、ココアが売り切れたり寒天がブームになったりすることは無くなるのではと思いますが・・・消費者はテレビコマーシャルに弱いですから。
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コエンザイムQ10
コエンザイムQ10について内閣府の食品安全委員会が検討を開始しています。コエンザイムQ10はもともと体内で作られる成分で食品として摂取する場合の許容量や上限値を設定して制限すべきではないかといった検討が進められています。健康食品=健康に良いといった我々の考え方を改めさせられるような事件が頻繁に発生しています。

一部抜粋
(2) 厚生労働省は、2 例の健康被害報告を理由の一つとして、摂取目安量の上限値等を示すための食品健康影響評価を要請している一方で、これらの健康被害とコエンザイムQ10 の摂取との間の因果関係は不明であると結論づけている。このように科学的情報が不足している中で、緊急に摂取目安量の上限値等を示す必要性を明らかにする必要がある。また、上限値を示した場合には、この上限値を法令で定める規格または業界自主基準とする等、厚生労働省が行う予定のリスク管理を明確にする必要がある。
(3) コエンザイムQ10 は、人の生体内で合成される成分でエネルギー代謝に関与する補酵素であるため、大量又は長期間継続的に摂取した場合、生体内における合成・代謝系等に与える影響に関する科学的情報は、評価の上で必須の情報である。
厚生労働省が報告するように、現在、これらに関する情報が存在しないならば、要請にあるような摂取目安量の上限値等を示すための食品健康影響評価を行うことは困難である。
| trinity | 食品一般 | 08:47 | - | - | PAGE TOP
お米の害虫
昨日テレビで家庭でのお米の害虫を取り上げていました。
家庭で多いのは
koukuzoumushiコクゾウムシと
noshimemadarameigaノシメマダラメイガ
の幼虫だそうです。我が家ではコクゾウムシは見かけませんが先日コンピューターの近くをノシメマダラメイガの成虫がはい回っていました つくばの食品総合研究所の先生は完全に混入を防ぐのは困難なので良質タンパク質が入っていると思ってくださいとおっしゃっていました。私は昆虫を観察するのは好きなのですが、食べるのは苦手です。保存方法はペットボトルに入れて冷蔵庫に保管するのが良いそうです。
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健康食品による健康被害
健康食品がコンビニやドラッグストアーに沢山販売されていますが、医薬部外品や医薬品以外のものは、その安全性がチェックされないまま販売され大きな健康被害をもたらせています。厚生省からは「いわゆる健康食品」による健康被害事例として掲載されています。
食品添加物は厚生労働省の基準審査課が窓口となり、安全性の試験等を管理推進していますが、健康食品については対応が十分できていないようです。
健康食品といっても化学品を含んでいますので、いろいろな作用副作用がでます。食品添加物=健康に悪い、健康食品=健康に良いといった私たちの感覚の大きな間違いに驚かされてしまいます。
| trinity | 食品一般 | 11:35 | - | - | PAGE TOP
小豆のお話もうひとつ
以前当ブログで小豆ゾウ虫の話や、石豆の話をしましたが耐虫性小豆の話をもう一つご紹介したいと思います。
NIASで研究されている試験ですが、タイで多く生産される小豆に赤竹小豆といった品種のものがあります。この豆の中にゾウ虫に耐虫性を示すものが混じっています。対虫性成分も同定されており、なんとポリフェノールなのです。このポリフェノールを持った赤竹小豆と小豆は直接交配ができないので両者と交配が可能な中間種を介して交配してやると、耐虫性の小豆を作ることができます。NIASのHPに詳細が載っていますので覗いてみてください。なかなか夢のある実験ではないかと感じています。
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英会話の本を購入しました。
頭が良く見える人の英会話術
頭が良く見える人の英会話術
工藤 浩司


いっこうにうまくならない英会話、せめて格好から入ろうかと目にとまった本を購入しました。
| trinity | - | 11:40 | - | - | PAGE TOP
石豆の原因
ishimame
小豆を栽培している農家の方が時々困るのが石豆の発生です。小豆の種皮は水を通過させません、種孔と呼ばれるへその端にある盛り上がりのセンターにある小さな穴からだけ水を吸収します。小豆があったら水につけて実験してみてください。小豆の一カ所からだけ水が入りふやけていくのが観察できます。ところがこの穴が詰まったものが収穫されることがあります。なぜそんな小豆ができるかには、一斉に種をまいて一斉に発芽して天災に遭ったら全滅してしまうので、石豆ができて水を吸わないので発芽せず長い時間たった後に発芽して子孫を残すためともいわれてきました。ところが実験室で小豆の水分と石豆の関係を試験してみました。すると水分含量が10%より乾燥したものが石豆になっていることがわかりました。この実験は少し工夫が必要です。まず水につける前の小豆の重量をはかり試験管に一粒ずつ投入して水を入れます。石豆は水を吸収できませんので小豆の形のまま残ります。それ以外の小豆は水を吸って重く大きくなります。大きくなった豆も再度重量をはかります。その後すべての小豆を120℃に長時間放置して完全に水分を飛ばして固形分の重量を量ります。そして水を吸う前の重量と水を吸った後の重量、乾燥後の重量から計算して水分を求めます。こうして水を吸う前の水分と石豆の関係をプロットしたのが上の表です。○が石豆で◆が正常粒です。
小豆は茎の下から開花して自家受粉し下からサヤが実っていきます。つまり下のサヤに入っている小豆は早く実り、秋の乾燥した環境に長時間さらされる場合に水分が低下して石豆になっていたのです。秋の乾燥が強い年には早めに収穫して収穫後の最終乾燥を調製する必要があります。
丹波大納言のような手摘みしている貴重な小豆は、乾燥の度合いをみて早めに収穫してやると石豆の防止ができるはずです。また石豆も脱穀機で長時間脱穀作業をやってやると解除できることもわかりました。
| trinity | 食品一般 | 11:25 | - | - | PAGE TOP
インフルエンザ感染爆発
インフルエンザ感染爆発―見えざる敵=ウイルスに挑むクリックするとAmazonへジャンプ
インフルエンザ感染爆発―見えざる敵=ウイルスに挑む
デイビッド ゲッツ, David Getz, Peter McCarty, 西村 秀一, ピーター マッカーティー

インフルエンザ感染爆発を読みました。4000万人が亡くなったとされるスペイン風邪のお話です。スペイン風邪の発症状況と、スペイン風邪のウィルスを探す話ですが。本が出版された直後やっとスペイン風邪のウィルスの全RNAが解読されました。ここのところ鳥インフルエンザが猛威をふるっていますが、このトリインフルエンザがヒトからヒトに感染するようにシフトしたら感染爆発(パンデミック)が起こるのではないかといわれておりCDCなど世界の組織がモニタリングしていますが。タミフルのような抗ウィルス剤が備蓄できるのは先進国のわずかな国だけです。
| trinity | 遺伝子工学 | 09:20 | - | - | PAGE TOP
つむじは時計回り
B.medusa
久しぶりにBacillus medusaのコロニーですが最近考え事をしています。このシャーレは転倒させて培養していますので北半球の台風が反時計回りなのに対し、時計回りとなっています。きっとこのシャーレを転倒させずに培養したら台風と同じようにBacillus medusaのヒゲは反時計回りになると思います。
それではさて、日本人のつむじは時計回りが多い、これはお母さんのおなかの中で子供は転倒した状態になっているので北半球では時計回りが多いのでしょうか、逆子は反時計回り?南半球のヒトは反時計回り?それとも遺伝子によってつむじの回転方向は決まっているのでしょうか????
| trinity | - | 09:08 | - | - | PAGE TOP
保存料のすすめ
コンビニが保存料を使用しなくなり久しいですが、大量の日持ち向上剤が使用されています。こうした日持ち向上剤の中には日本しか許可のない物質も数多く含まれています。保存料は消費者の関心が高い添加物としてその安全性が真っ先に試験されていますが、日持ち向上剤の中には、既存添加物としてその名前だけがリストされたものが多く安全性がチェックされてないものが含まれています。保存料は用途名併記となっていますので保存料(・・・・)と表示されているものは、安全性が確認されています。
いまや保存料無使用は危険ですと自ら認めているようなものかもしれません。
| trinity | 食品添加物 | 12:34 | - | - | PAGE TOP
細菌の性別と遺伝子組み換え
conjugation
Charles C. Binton Jr.の有名な大腸菌の接合の写真です。
細菌にはF因子と呼ばれる性別を決定する因子があり写真右の雄(F因子を持っている)から左の雌にF因子の受け渡しが行われています(雌が雄化します)。このときに雄の遺伝子情報が雌に遺伝子組み換えされることがあります。こうした遺伝子組み換え細菌も同様に食品を汚染させており、野菜などでは百万個もの細菌が付着していますので、組み換え体を昔からヒトは知らないうちに摂取しているのです。
| trinity | 遺伝子工学 | 10:34 | - | - | PAGE TOP
自然界で発生する遺伝子組み換え
消費者の私たちはあまり知識がありませんが、食品業界の方はGMO(遺伝子組み換え作物)という言葉に非常に神経をとがらせています。
食品の表示にも時々お豆腐などに大豆(遺伝子組み換えでない)といった表示が見受けられ組み替え食物が5%以下のものは遺伝子組み換えでないと判断されるようです。あとの5%はどうなのよ????といった声もありますが。
しかしこの遺伝子組み換えは自然界でも日常茶飯事のように起きています。
特に遺伝的に近いもの同士の間では、遺伝子の受け渡しが起こっています。
それは、接合、形質転換、形質導入などで微生物の間では昔から分っていた現象です。また作物に殺虫剤を使用しなくても虫に強い別の作物の遺伝子がアクロモバクターという植物に寄生する細菌によって簡単に移せることもよく知られています。
私たち消費者は、大脳辺縁域で本能的に怖いものには近づくなではなく、少し冷静になり、無農薬でできる遺伝子組み換え作物の安全性を勉強する必要があるのかなぁと考える今日この頃です。残留農薬の検査は非常に高く数十万円もします。ロットごとにこんな検査していては、食べ物が高くて購入できなくなってしまいます。それよりも無農薬の遺伝子組み換え作物の安全性を厚生労働省や農林水産省が研究して啓蒙すべきではないでしょうか・・・・・提案!   どうせもう皆知らず知らずのうちに食べてしまっているわけですから。
| trinity | 遺伝子工学 | 11:02 | - | - | PAGE TOP
謎のプロバイオティクス
プロバイオティクスという言葉がここ数年使用されています。
腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減少させる発酵食品や食品添加物です。
厚生労働省さん、ご意見はいかに、プロバイオティクスを銘打って、発酵食品が新たにどんどん食品や添加物として、国民の食卓に入っていっていますが、長い食経験を持った発酵食品は別にして、新たに発酵食品を作り出すと、微生物がバクテリオシンといった抗生物質を作り出している可能性が高いものと思います。又これらを積極的に使うものも出てくるように思います。抗生物質を作り出す発酵菌は沢山おり、抗生物質への耐性はR因子と呼ばれる核外遺伝子で細菌の間で受け渡しが行われ、耐性菌はどんどん広がっていきます。プロバイオティクスという言葉は、現在は肯定的に受けとめられていますが、一方で知らぬ間に多剤耐性菌がちまたにあふれ出す危険性もはらんでいます。ヤコブ病や石綿の問題のように後手後手に回らないうちに実態調査をしなければ・・・・・国民の食生活を守ってください。
| trinity | 食品添加物 | 12:21 | - | - | PAGE TOP
アズキの話・雑豆状況
現在アズキやインゲンマメといった雑豆は国内生産だけでは不足しています。不足した豆は輸入枠を持って末端のお客さんまで販売能力を持った会社が輸入してあんこ屋さんやパン屋さん、お菓子屋さんなどに販売しています。
これは、アズキなどは相場物ですので、誰でも輸入できるようにすると、相場を操作される恐れがありますのでこういった仕組みが作られています。
また、アズキを例に取ってみれば、冷凍茹でアズキなどが輸入枠以外にも輸入されていますので、国内の農業試験場では海外にないより良い品質の豆類を交配で作り出し品質で競争する状況が続いています。
国内で作られた品種の種が海外に持出されれて栽培され輸入されることもありますので、国内では種苗法で新しい品種を登録し、遺伝子分析で輸入されないかを調査しています。アズキの世界で遺伝子分析が行われているなんて不思議ですね。
| trinity | 食品一般 | 11:25 | - | - | PAGE TOP
遺伝子工学の基礎
工学のための遺伝子工学
工学のための遺伝子工学
掘越 弘毅, 金沢 浩

古い本ですが遺伝子工学の基礎を勉強するために読んでいます。
| trinity | 遺伝子工学 | 09:25 | - | - | PAGE TOP
豊かな自然環境に貢献する農林水産業
豊かな自然環境に貢献する農林水産業を守り、田畑や美しい山並みを守るために食糧自給率を上げようといった農林省の施策におおむね賛成なのですが、先日の土曜日の花粉の飛散にはまいりました。当日花見も予定されていたのですが、山がかすんで見えなくなるほど花粉が飛散していました。これでは中国の公害とあまり違いがありません、林業も花粉がでない品種に変えてゆくとかしなければ、国民が花粉症で被る被害は甚大です。
| trinity | - | 12:49 | - | - | PAGE TOP
コーティング剤のもう一つの使用法
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今ではほとんどとれなくなった鰯ですが、かつてはハマチやタイの養殖の餌として無くてはならない重要な魚でした。ところが鰯ばかり食べさせると鰯の身のなかにチアミナーゼというビタミンB1分解酵素があり、ビタミンB1の欠乏症になっていました。餌の鰯にビタミンB1を入れても分解されてしまいますので、そこでコーティング剤が登場するわけです。ビタミンB1を油脂でコーティングしてやるとハマチやタイが鰯とともにコーティング剤を食べた後に油脂は消化されビタミンB1の補給もできますので、欠乏症にならないのです。
| trinity | 食品一般 | 17:04 | - | - | PAGE TOP
国家の品格という本を読みました。
国家の品格
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世界はグローバリズムでアメリカ化が進み、本来の国家の強さを示す文化が失われている事、文化の重要性が書いてありました。成果主義の人事制度、ファンドの株の買い占めなど虚業の隆盛、日本人の文化であったはずのもののあわれを唯一感じられる民族の魂を忘れて物事を計っても詮無いこと・・・・数学者藤原正彦さんの良い本でした。

| trinity | - | 11:57 | - | - | PAGE TOP
おいしい卵
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どちらの卵がおいしそうでしょう?
私は向かってひだりの赤っぽい卵が好きです。卵の色は産卵前10日間に何を食べてかできまります。通常飼料の中には、卵をおいしそうに見せるために赤色の天然色素を使います。パプリカやキャンタキサンチンが使われることが多いようです。着色料は最低の嫌われ者添加物ですが、食べ物の色はおいしさに関係しているのです。私たちは味だけでおいしさを感じるのではなく、見た目、食感、香りといった要素も食卓を豊かにしてくれます。
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ユダの福音書発見される?(その内容)
7日の朝日新聞の記事でユダの福音書が発見され修復された記事が掲載されていました。内容は下記の様な内容のようです。ナショナルジオグラフィックの日本語版4月28日発行に掲載される予定です。

THE GOSPEL OF JUDASTranslated by
Rodolphe Kasser, Marvin Meyer, and Gregor Wurst,
in collaboration with François Gaudard
From The Gospel of Judas
Edited by Rodolphe Kasser, Marvin Meyer, and Gregor Wurst
Published in book form complete with commentary by The National Geographic
Society.
Copyright (c) 2006 by The National Geographic Society.
All rights reserved. No part of this translation may be reproduced or
transmitted in any form or by any means, electronic or mechanical,
including photocopying, without permission in writing from the National
Geographic Society.(ごめんなさい。許可なく掲載していますので、削除する場合はメールでコメントしてください)


INTRODUCTION: INCIPIT
The secret account of the revelation that Jesus spoke in conversation with Judas Iscariot
during a week three days before he celebrated Passover.
THE EARTHLY MINISTRY OF JESUS
When Jesus appeared on earth, he performed miracles and great wonders for the salvation
of humanity. And since some [walked] in the way of righteousness while others walked
in their transgressions, the twelve disciples were called.
He began to speak with them about the mysteries beyond the world and what would
take place at the end. Often he did not appear to his disciples as himself, but he was found
among them as a child.
SCENE 1: Jesus dialogues with his disciples: The prayer of thanksgiving or the eucharist
One day he was with his disciples in Judea, and he found them gathered together and
seated in pious observance. When he [approached] his disciples, [34] gathered together
and seated and offering a prayer of thanksgiving over the bread, [he] laughed.
The disciples said to [him], “Master, why are you laughing at [our] prayer of
thanksgiving? We have done what is right.”
He answered and said to them, “I am not laughing at you. are not doing this
because of your own will but because it is through this that your god [will be] praised.”
They said, “Master, you are […] the son of our god.”
Jesus said to them, “How do you know me? Truly [I] say to you, no generation of the
people that are among you will know me.”
THE DISCIPLES BECOME ANGRY
When his disciples heard this, they started getting angry and infuriated and began
blaspheming against him in their hearts.
When Jesus observed their lack of [understanding, he said] to them, “Why has this
agitation led you to anger? Your god who is within you and […] [35] have provoked you
to anger [within] your souls. [Let] any one of you who is [strong enough] among human
beings bring out the perfect human and stand before my face.”
They all said, “We have the strength.”
But their spirits did not dare to stand before [him], except for Judas Iscariot. He was
able to stand before him, but he could not look him in the eyes, and he turned his face
away.
Judas [said] to him, “I know who you are and where you have come from. You are
from the immortal realm of Barbelo. And I am not worthy to utter the name of the one
who has sent you.”
JESUS SPEAKS TO JUDAS PRIVATELY
Knowing that Judas was reflecting upon something that was exalted, Jesus said to him,
“Step away from the others and I shall tell you the mysteries of the kingdom. It is
possible for you to reach it, but you will grieve a great deal. [36] For someone else will
replace you, in order that the twelve [disciples] may again come to completion with their
god.”
Judas said to him, “When will you tell me these things, and [when] will the great day
of light dawn for the generation?”
But when he said this, Jesus left him.
SCENE 2: Jesus appears to the disciples again
The next morning, after this happened, Jesus [appeared] to his disciples again.
They said to him, “Master, where did you go and what did you do when you left us?”
Jesus said to them, “I went to another great and holy generation.”
His disciples said to him, “Lord, what is the great generation that is superior to us and
holier than us, that is not now in these realms?”
When Jesus heard this, he laughed and said to them, “Why are you thinking in your
hearts about the strong and holy generation? [37] Truly [I] say to you, no one born [of]
this aeon will see that [generation], and no host of angels of the stars will rule over that
generation, and no person of mortal birth can associate with it, because that generation
does not come from […] which has become […]. The generation of people among [you]
is from the generation of humanity […] power, which [… the] other powers […] by
[which] you rule.”
When [his] disciples heard this, they each were troubled in spirit. They could not say a
word.
Another day Jesus came up to [them]. They said to [him], “Master, we have seen you
in a [vision], for we have had great [dreams …] night […].”
[He said], “Why have [you … when] have gone into hiding?” [38]
THE DISCIPLES SEE THE TEMPLE AND DISCUSS IT
They [said, “We have seen] a great [house with a large] altar [in it, and] twelve
men—they are the priests, we would say—and a name; and a crowd of people is waiting
at that altar, [until] the priests [… and receive] the offerings. [But] we kept waiting.”
[Jesus said], “What are [the priests] like?”
They [said, “Some …] two weeks; [some] sacrifice their own children, others their
wives, in praise [and] humility with each other; some sleep with men; some are involved
in [slaughter]; some commit a multitude of sins and deeds of lawlessness. And the men
who stand [before] the altar invoke your [name], [39] and in all the deeds of their
deficiency, the sacrifices are brought to completion […].”
After they said this, they were quiet, for they were troubled.
JESUS OFFERS AN ALLEGORICAL INTERPRETATION OF THE VISION OF THE TEMPLE
Jesus said to them, “Why are you troubled? Truly I say to you, all the priests who stand
before that altar invoke my name. Again I say to you, my name has been written on this
[…] of the generations of the stars through the human generations. [And they] have
planted trees without fruit, in my name, in a shameful manner.”
Jesus said to them, “Those you have seen receiving the offerings at the altar—that is
who you are. That is the god you serve, and you are those twelve men you have seen. The
cattle you have seen brought for sacrifice are the many people you lead astray [40] before
that altar. […] will stand and make use of my name in this way, and generations of the
pious will remain loyal to him. After hi another man will stand there from [the
fornicators], and another [will] stand there from the slayers of children, and another from
those who sleep with men, and those who abstain, and the rest of the people of pollution
and lawlessness and error, and those who say, ‘We are like angels’; they are the stars that
bring everything to its conclusion. For to the human generations it has been said, ‘Look,
God has received your sacrifice from the hands of a priest’—that is, a minister of error.
But it is the Lord, the Lord of the universe, who commands, ‘On the last day they will be
put to shame.’” [41]
Jesus said [to them], “Stop sac[rificing …] which you have […] over the altar, since
they are over your stars and your angels and have already come to their conclusion there.
So let them be [ensnared] before you, and let them go [—about 15 lines missing—]
generations […]. A baker cannot feed all creation [42] under [heaven]. And […] to them
[…] and […] to us and […].
Jesus said to them, “Stop struggling with me. Each of you has his own star, and
every[body—about 17 lines missing—] [43] in […] who has come [… spring] for the tree
[…] of this aeon […] for a time […] but he has come to water God’s paradise, and the
[generation] that will last, because [he] will not defile the [walk of life of] that
generation, but […] for all eternity.”
JUDAS ASKS JESUS ABOUT THAT GENERATION AND HUMAN GENERATIONS
Judas said to [him, “Rabb]i, what kind of fruit does this generation produce?”
Jesus said, “The souls of every human generation will die. When these people,
however, have completed the time of the kingdom and the spirit leaves them, their bodies
will die but their souls will be alive, and they will be taken up.”
Judas said, “And what will the rest of the human generations do?”
Jesus said, “It is impossible [44] to sow seed on [rock] and harvest its fruit. [This] is
also the way […] the [defiled] generation […] and corruptible Sophia […] the hand that
has created mortal people, so that their souls go up to the eternal realms above. [Truly] I
say to you, […] angel […] power will be able to see that […] these to whom […] holy
generations […].”
After Jesus said this, he departed.
SCENE 3: Judas recounts a vision and Jesus responds
Judas said, “Master, as you have listened to all of them, now also listen to me. For I have
seen a great vision.”
When Jesus heard this, he laughed and said to him, “You thirteenth spirit, why do you
try so hard? But speak up, and I shall bear with you.”
Judas said to him, “In the vision I saw myself as the twelve disciples were stoning me
and [45] persecuting [me severely]. And I also came to the place where […] after you. I
saw [a house …], and my eyes could not [comprehend] its size. Great people were
surrounding it, and that house a roof of greenery, and in the middle of the house
was [a crowd—two lines missing—], saying, ‘Master, take me in along with these
people.’”
[Jesus] answered and said, “Judas, your star has led you astray.” He continued, “No
person of mortal birth is worthy to enter the house you have seen, for that place is
reserved for the holy. Neither the sun nor the moon will rule there, nor the day, but the
holy will abide there always, in the eternal realm with the holy angels. Look, I have
explained to you the mysteries of the kingdom [46] and I have taught you about the error
of the stars; and […] send it […] on the twelve aeons.”
JUDAS ASKS ABOUT HIS OWN FATE
Judas said, “Master, could it be that my seed is under the control of the rulers?”
Jesus answered and said to him, “Come, that I [—two lines missing—], but that you
will grieve much when you see the kingdom and all its generation.”
When he heard this, Judas said to him, “What good is it that I have received it? For
you have set me apart for that generation.”
Jesus answered and said, “You will become the thirteenth, and you will be cursed by
the other generations—and you will come to rule over them. In the last days they will
curse your ascent [47] to the holy [generation].”
JESUS TEACHES JUDAS ABOUT COSMOLOGY: THE SPIRIT AND THE SELF-GENERATED
Jesus said, “[Come], that I may teach you about [secrets] no person [has] ever seen. For
there exists a great and boundless realm, whose extent no generation of angels has seen,
[in which] there is [a] great invisible [Spirit],
which no eye of an angel has ever seen,
no thought of the heart has ever comprehended,
and it was never called by any name.
“And a luminous cloud appeared there. He said, ‘Let an angel come into being as my
attendant.’
“A great angel, the enlightened divine Self-Generated, emerged from the cloud.
Because of him, four other angels came into being from another cloud, and they became
attendants for the angelic Self-Generated. The Self-Generated said, [48] ‘Let […] come
into being […],’ and it came into being […]. And he [created] the first luminary to reign
over him. He said, ‘Let angels come into being to serve [him],’ and myriads without
number came into being. He said, ‘[Let] an enlightened aeon come into being,’ and he
came into being. He created the second luminary [to] reign over him, together with
myriads of angels without number, to offer service. That is how he created the rest of the
enlightened aeons. He made them reign over them, and he created for them myriads of
angels without number, to assist them.
ADAMAS AND THE LUMINARIES
“Adamas was in the first luminous cloud that no angel has ever seen among all those
called ‘God.’ He [49] […] that […] the image […] and after the likeness of [this] angel.
He made the incorruptible [generation] of Seth appear […] the twelve […] the twentyfour
[…]. He made seventy-two luminaries appear in the incorruptible generation, in
accordance with the will of the Spirit. The seventy-two luminaries themselves made three
hundred sixty luminaries appear in the incorruptible generation, in accordance with the
will of the Spirit, that their number should be five for each.
“The twelve aeons of the twelve luminaries constitute their father, with six heavens for
each aeon, so that there are seventy-two heavens for the seventy-two luminaries, and for
each [50] [of them five] firmaments, [for a total of] three hundred sixty [firmaments …].
They were given authority and a [great] host of angels [without number], for glory and
adoration, [and after that also] virgin spirits, for glory and [adoration] of all the aeons and
the heavens and their firmaments.
THE COSMOS, CHAOS, AND THE UNDERWORLD
“The multitude of those immortals is called the cosmos— that is, perdition—by the
Father and the seventy-two luminaries who are with the Self-Generated and his seventytwo
aeons. In him the first human appeared with his incorruptible powers. And the aeon
that appeared with his generation, the aeon in whom are the cloud of knowledge and the
angel, is called [51] El. […] aeon […] after that […] said, ‘Let twelve angels come into
being [to] rule over chaos and the [underworld].’ And look, from the cloud there
appeared an [angel] whose face flashed with fire and whose appearance was defiled with
blood. His name was Nebro, which means ‘rebel’; others call him Yaldabaoth. Another
angel, Saklas, also came from the cloud. So Nebro created six angels—as well as
Saklas—to be assistants, and these produced twelve angels in the heavens, with each one
receiving a portion in the heavens.
THE RULERS AND ANGELS
“The twelve rulers spoke with the twelve angels: ‘Let each of you [52] […] and let them
[…] generation [—one line lost—] angels’:
The first is [S]eth, who is called Christ.
The [second] is Harmathoth, who is […].
The [third] is Galila.
The fourth is Yobel.
The fifth [is] Adonaios.
These are the five who ruled over the underworld, and first of all over chaos.
THE CREATION OF HUMANITY
“Then Saklas said to his angels, ‘Let us create a human being after the likeness and after
the image.’ They fashioned Adam and his wife Eve, who is called, in the cloud, Zoe. For
by this name all the generations seek the man, and each of them calls the woman by these
names. Now, Sakla did not [53] com[mand …] except […] the gene[rations …] this […].
And the [ruler] said to Adam, ‘You shall live long, with your children.’”
JUDAS ASKS ABOUT THE DESTINY OF ADAM AND HUMANITY
Judas said to Jesus, “[What] is the long duration of time that the human being will live?”
Jesus said, “Why are you wondering about this, that Adam, with his generation, has
lived his span of life in the place where he has received his kingdom, with longevity with
his ruler?”
Judas said to Jesus, “Does the human spirit die?”
Jesus said, “This is why God ordered Michael to give the spirits of people to them as a
loan, so that they might offer service, but the Great One ordered Gabriel to grant spirits to
the great generation with no ruler over it—that is, the spirit and the soul. Therefore, the
[rest] of the souls [54] [—one line missing—].
JESUS DISCUSSES THE DESTRUCTION OF THE WICKED WITH JUDAS AND OTHERS
“[…] light [—nearly two lines missing—] around […] let […] spirit [that is] within you
dwell in this [flesh] among the generations of angels. But God caused knowledge to be
[given] to Adam and those with him, so that the kings of chaos and the underworld might
not lord it over them.”
Judas said to Jesus, “So what will those generations do?”
Jesus said, “Truly I say to you, for all of them the stars bring matters to completion.
When Saklas completes the span of time assigned for him, their first star will appear with
the generations, and they will finish what they said they would do. Then they will
fornicate in my name and slay their children [55] and they will […] and [—about six and
a half lines missing—] my name, and he will […] your star over the [thir]teenth aeon.”
After that Jesus [laughed].
[Judas said], “Master, [why are you laughing at us]?”
[Jesus] answered [and said], “I am not laughing [at you] but at the error of the stars,
because these six stars wander about with these five combatants, and they all will be
destroyed along with their creatures.”
JESUS SPEAKS OF THOSE WHO ARE BAPTIZED, AND JUDAS’S BETRAYAL
Judas said to Jesus, “Look, what will those who have been baptized in your name do?”
Jesus said, “Truly I say [to you], this baptism [56] […] my name [—about nine lines
missing—] to me. Truly [I] say to you, Judas, [those who] offer sacrifices to Saklas […]
God [—three lines missing—] everything that is evil.
“But you will exceed all of them. For you will sacrifice the man that clothes me.
Already your horn has been raised,
your wrath has been kindled,
your star has shown brightly,
and your heart has […]. [57]
“Truly […] your last […] become [—about two and a half lines missing—], grieve
[—about two lines missing—] the ruler, since he will be destroyed. And then the image
of the great generation of Adam will be exalted, for prior to heaven, earth, and the angels,
that generation, which is from the eternal realms, exists. Look, you have been told
everything. Lift up your eyes and look at the cloud and the light within it and the stars
surrounding it. The star that leads the way is your star.”
Judas lifted up his eyes and saw the luminous cloud, and he entered it. Those standing
on the ground heard a voice coming from the cloud, saying, [58] […] great generation
[…] … image […] [—about five lines missing—].
CONCLUSION: JUDAS BETRAYS JESUS
[…] Their high priests murmured because [he] had gone into the guest room for his
prayer. But some scribes were there watching carefully in order to arrest him during the
prayer, for they were afraid of the people, since he was regarded by all as a prophet.
They approached Judas and said to him, “What are you doing here? You are Jesus’
disciple.”
Judas answered them as they wished. And he received some money and handed him over
to them.
THE GOSPEL OF JUDAS
| trinity | - | 16:09 | - | - | PAGE TOP
タケノコの腐敗
streptomyces
自宅で食べ残しておいたタケノコに白いカビ状のものが生えてきました。
これはStreptomyces sp.による腐敗です。たけのこはほとんど土に埋まった状態で掘り起こされ、皮をむかれますがその時土から作業者の手に移ったStreptomyces(放線菌)が身の部分に移行します。
その後水煮にされますが。そこで同じ人が投入と引き上げを行うと、熱に弱いはずの放線菌が周辺の器具やカゴを通じて再汚染します。
同じ事が家庭の調理の際も発生し、土壌由来の放線菌が生き残り、時間をかけてコロニーを作ったものです。(いわゆる交差感染の繰り返しによる腐敗です。)
ところで土の臭いって放線菌の臭いだとご存じでした?
| trinity | 腐敗 | 13:37 | - | - | PAGE TOP
パンのプロピオン酸カルシウム
パンの保存料としてプロピオン酸カルシウムが使われていました。最近は保存料併記を嫌いほとんど使用されなくなっています。ところが、単純に保存料を抜くだけでは、カビのクレームが発生してしまいます。そこでおかしな添加物が発売されています。パンはパン酵母で発酵させた後に焼き上げる食品ですが、パン酵母の添加とともにプロピオン酸を作る細菌を添加するのです。すると発酵中にプロピオン酸が生産されて保存効果が出ると行った仕組みです。
プロピオン酸を添加していませんので表示義務はありません。ところが食品衛生月間の夏や、お正月前の保健所の検査で測定されると表示されていないプロピオン酸が検出されて食品衛生法違反となってしまいます。
大手の発酵メーカーの製品で、かつてはパンの大手さんも使用した事がありますが、現在では中小のパン屋さんで残っている程度です。被害を被るのは仕掛けた発酵メーカーではなくそのお客さんであるパン屋さんが食品衛生法違反となってしまいます。ご注意ください!
| trinity | 食品添加物 | 10:00 | - | - | PAGE TOP
細菌の展覧会(8)
クリックで拡大します。
分析室のT.T.さんから写真をいただきました。
Clostridia(クロストリディア)のコロニーです。
黒くなっているのは硫化水素を発生しているからです。向かって左端は細菌数が多く真っ黒になっています。試験管の底の空間ができていますが、クロストリディアは嫌気性細菌(空気がないところでだけ発育できる細菌)で、発酵して炭酸ガスを生産します。ガスが培地を押し上げて空間ができています。
| trinity | 細菌一般 | 11:03 | - | - | PAGE TOP
不使用表示が見直されています。
合成保存料不使用、合成着色料不使用調味料(アミノ酸等)不使用といった表示の是非が業界で問題視されています。
これは、不使用と表示すれば優良な食品だといった優良誤認問題に発展するからだそうです。
たしかに保存料無添加食品でも、違法添加物が使われていたり、食中毒が発生したりする食品では、むしろ保存料を入れないことにより、不良食品となった事例はかずありますね。
| trinity | 食品添加物 | 11:43 | - | - | PAGE TOP
コーティング剤
coatingクリックすると拡大します。
コーティング剤の顕微鏡写真です。(展示会で撮影させていただきました。)
コーティング剤は通常食品に使用される場合、有機酸などをコーティングしておき、加熱前に有機酸があると弾力が落ちてしまう蒲鉾やソーセージなどに使用されます。
弾力が形成して加熱される時に初めてコーティング内部の有機酸が溶け出してpHを調整する役目をはたします。
先日から問題視している高級脂肪酸製剤を顕微鏡で見るとどのようになっているのでしょうか?たのしみですね!
| trinity | 食品添加物 | 11:36 | - | - | PAGE TOP
高級脂肪酸製剤・故意の違法性
高級脂肪酸製剤については数日前にも掲載しましたが、どうも情報を集めてみると、高級脂肪酸はコーティング剤として使用した際には加工助剤となって表示義務がなくなります。前回の記事に登場した2社はコーティングとして使用していると説明していますが、単純混合とコーティングは顕微鏡で観察すればすぐにわかります。高級脂肪酸製剤を厚生省に問いかける某社さん、顕微鏡観察を忘れずにつけてくださいね。
| trinity | 食品添加物 | 15:50 | - | - | PAGE TOP
冷凍すりみの高騰
蒲鉾などの水産練り製品の原料である冷凍すり身そのほとんどが米国(スケトウダラ)からの輸入に頼っています。その他の漁場としては、ロシア(スケトウダラ)、ニュージーランド(南ダラ・ホキ)などがありますが、あまりとれていません。
米国でとれたスケトウダラは、三枚おろしにされて、フィレにするか冷凍すり身にするかを相場で判断します。いわゆる儲かる方に加工するのです。
蒲鉾といえば日本といった業界でしたが、かに足蒲鉾がサラダなどに使われるようになって業界は変わりつつあります。日本より高い価格でヨーロッパや韓国が購入して、日本は高くて買えなくなっているのです。
もっとも、本当においしい蒲鉾は冷凍すり身を使わずに、地場でとれた魚をすり身にすると味が全く異なり、それはおいしい蒲鉾ができあがります。
しかし、40万トン近くとれるスケトウダラの冷凍すり身はやはり、蒲鉾の主原料であることには代わりがありません。
昨年から14年ぶりに水産練り製品が値上がりしたり竹輪の本数が少なくなったり、短くなったりしています。日本食が世界に輸出され、消費が日本より多くなる時代がくるのでしょうか。
| trinity | 食品一般 | 09:53 | - | - | PAGE TOP
さおだけやはなぜ潰れないかをよみました。
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学


さ〜おや〜・さおだけ!
タイトルが非常に気に入って読んでみました。
会計学の本でしたが、専門用語はほとんど出てこずに、なぁるほどそうだったのかという、現在ベストセラー中の一冊です。
| trinity | - | 16:08 | - | - | PAGE TOP
高級脂肪酸製剤・食のコンプライアンス
大企業の談合などがたびたびニュースをにぎあわせています。
食品の場合はコンプライアンス(法令遵守)がより厳しい業界だと思います。あの天下の雪印さんでさえ、ブドウ球菌の食中毒と牛肉の詐欺事件でバラバラになってしまいました。
そんななかでいまだにコンプライアンス違反がまかり通っています。
高級脂肪酸製剤もそのなかの一つです。これは蒲鉾や竹輪などに使用される日持ち向上剤ですが、ほとんどの使用メーカーが表示をせずに使っています。
それは日持ち向上剤の主剤のリストアップされていないからです。
良質のタンパク質を求めて購入したはずの竹輪や蒲鉾が表示もないままに脂肪酸を含んだ高カロリー食品として肥満の原因になるなんていやですよね!
昭○商事さんや○葉化成さんなどが福島県や新潟県で大量に販売されているようで、このたびやっと某添加物メーカーが厚生省に問い合わせをするようです。添加したものは表示すべき、特に効果が出ていればなおさらのことです。蒲鉾やさん消費者をだます表示はいずれ食品衛生法違反で新聞記事になりますよ。
| trinity | 食品添加物 | 09:27 | - | - | PAGE TOP

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