食品ネット分析室 

食の安全の為、本当に健康に良くないもの?本当に危険なものを考えてみましょう。
添加物だけでなく、環境衛生や分析手法などの画像もアップしています。
 
黄色ブドウ球菌
aureus

肌の表面は汗が乾いたりして塩分が付着したりし、水分活性が低い状況になりますが、ブドウ球菌は上の写真のような状況で付着しており、けがをして出血すると血液を栄養に増殖を開始しますので、手に傷がある人は包装作業には携わってはいけません。
| trinity | 食品一般 | 09:48 | comments(4) | - | PAGE TOP

コメント
われわれHACCPコンサルとしては、ブドウ球菌対策としてはマスク、手洗いの徹底(鼻の中にブドウ球菌が常駐しているからです。)を重点として手に傷がある場合は直接製品に触れない場所に従事してクリングローブを装着するとなっております。また、絆創膏は工場指定で目視にて確認しやすいもの(たとえば青い色)で金属探知機に引っかかるものを使用する。絆創膏をしていてもそれ自体が菌の汚染源になる場合があるのでクリングローブを装着して作業に従事すると指導しておりました。

 包装作業にかかわってはいけないと書かれておられますが、では商品に直接触る事のある原材料の仕込み、仕掛品の場合はどうなのでしょうか?
 
| rtxo-sh | 2006/01/24 1:32 PM |

(笑)普通に考えて、仕込み、仕掛品に傷のある手で触るのははもってのほかではないのでしょうか。

どの時点まで傷のある手で商品に触っていいかというと、
加工過程が、どんなものかにもよると思いますけど、
ブドウ球菌による汚染という面からだけではなく、
私、他人の血液を出来るだけ口にしたくありません。
なので、皆さんにグローブ装着お願いしたいです。

trinityさん。
今度、同じ状態のブドウ球菌に、栄養+水分を与えて、
活性化し始める時の電顕写真を撮って見せてもらえませんか?
| さつき幼 | 2006/01/24 11:39 PM |

さつき幼さん
そうですよね 確かにもってのほかですね。気持ち悪いし・・・

trinityさんから返答がなかったので知り合いにどんなふうにしてるのと聞いたところ、「黄色ブドウ球菌は熱で死んじゃうけどあいつらは毒素をもってるからね。こいつがやっかいで熱でも安定してるから、どんな加工工程があってもちゃんと対策しておいたほうがいいよ。傷を持っている人は事前に工場長に申告してもらってちゃんと手袋をしてできるだけ直接商品を触る工程には入らないようにしてもらってください。」といっているそうです。
| rtxo-sh | 2006/01/26 8:50 AM |

コメントが遅くなってしまいました。
包装作業に携わる場合はご指摘のように手術用や食品工業用に販売されているゴムや樹脂製のグローブを使いグローブをアルコール殺菌もしくは、除菌力のある手洗い石けんで殺菌すればOKですが。手袋が破れないように注意した方が良いですし、できれば黄色ブドウ球菌が付着しても、加工時間内に増殖しないような加工工程で働かれることをご推奨します。
鼻腔内のブドウ球菌のテストを定期的に実施されているお弁当屋さんもおられます。
| trinity | 2006/01/28 5:42 PM |

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