クラッドスポリウム(Cladosporium sp.)による発カビです。クラッドスポリウムは食品の上では真っ黒にはならずやや緑がかった黒くすすけた色をしています。
11月6日の写真ように黒い胞子嚢が肉眼で見える場合Aspergillus sp.です。
1月12日の写真も目で見るカビ同定に役に立ちます。なるべく多くのコロニーを見ることがカビ同定に役立ちます。
東京都福祉保険局HPでは、好乾性カビEurotium sp.(黄色)、Wallemia sebi(茶色),赤カビ(フサリウム・Fusarium sp.)による発カビが見られますし、
名古屋衛生局HPも参考にしてください。
明日は食品別水分活性と腐敗形態について考えてみましょう。