おはようございます。
今朝は英語の夢を見てしまいました。時々見るのですが、最近英語を使う機会のない私にとっては、夢で疲れてしまった感じです。
さて今日は
都衛研のHPで食品工場が見られます。ご興味のある方はどうぞピンクの文字でリンクしています。
柏餅製造工程で餡の製造工程写真がありますがピュアースクイーザーで脱水していますが、これはフィルタープレスと呼ばれるアコーディオンの中で餡を絞る装置のように見えます。濾布(ロフ)に細菌が残存し特に加熱で生き残ったセレウス菌が大量に溜まる工程です。濾布の素材の変更や分解して綿密な洗浄殺菌が欠かせない工程です。厚生労働省の審査基準課にセレウスの汚染に関して問い合わせたところ、
食品衛生法2章の第6条 次に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、又は販売の用に供するために、採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
1.腐敗し、若しくは変敗したもの又は未熟であるもの。ただし、一般に人の健康を損なうおそれがなく飲食に適すると認められているものは、この限りでない。
に抵触しなければ少量のセレウスが食品から分離されても直ちに食品衛生法違反にはならないようです。数量規制は実施されていません。
製氷工程では製氷槽が床より低い位置にありますので、床の殺菌が欠かせません。
地ビール製造時に麦芽を使用するのは麦芽に含まれるβ-アミラーゼで糖化反応をおこし、ビール酵母によって発酵を起こしやすいようにしています。
豆腐はにがりが無ければ作れません(古い昔から生活の知恵として添加物が使用されていた例でしょうか)
パンも発酵食品です。原料もグルテン含量の多い強力粉(英語ではBread flour)が必要です。(ちなみに中力粉:noodle flour、薄力粉:biscuit flourと呼びます。)
私たちが日常食べているものも、色々な汚染を受ける機会もありますし、色々な酵素反応や発酵を含めた化学反応によって作られているものが非常に多いように感じました。