食品ネット分析室 

食の安全の為、本当に健康に良くないもの?本当に危険なものを考えてみましょう。
添加物だけでなく、環境衛生や分析手法などの画像もアップしています。
 
保存料の安全性試験(プロタミン)
プロタミンは白子分解物として知られている保存料です。
サケやニシンのしらこの塩基性タンパク質で食品として食経験のある物ですが。試験管での保存効果が強いためポリリジンと共に保存料に分類されています。食品でもあり添加物でもある分類が難しい物質ともいえるのではないでしょうか?
安全性試験は単回投与毒性試験(LD50:5000mg/kg以上,マウス),反復投与毒性試験(13週間,無毒性量:625mg/kg/day),変異原性試験(陰性)
といった状況で既存添加物(従来の天然添加物)の中では比較的安全性が早く明らかになった物質で、添加物公定書の第八版に掲載される予定です。
生体内では小腸のトリプシン、キモトリプシンで分解されてアルギニンのdipeptide、tripeptideとして吸収されます。
| trinity | 食品添加物 | 12:32 | comments(0) | - | PAGE TOP

CALENDAR
SMTWTFS
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2006 >>

SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
PROFILE
OTHERS