食品ネット分析室 

食の安全の為、本当に健康に良くないもの?本当に危険なものを考えてみましょう。
添加物だけでなく、環境衛生や分析手法などの画像もアップしています。
 
カビの防止法(3)
ふき取り検査を定期的に実施しましょう。
食品が直接接触する、コンベヤーやトレイ、冷却庫の棚などは、ふき取り試験用のプース(ガーゼを固めた物)が販売されていますので、購入してください。
やや大きすぎるのでわたしは、半分にカットし生理食塩水0.8%NaCl溶液につけ込みオートクレーブで滅菌します。
ふき取り面積はあまり正確さは要求されず、どこが汚染しているかを調査するのが目的ですので約30cm×30cmを滅菌ピンセットで滅菌プースをつまみ上げてふき取ります。正確にはふき取ったプースの細菌検査をする必要がありますがポテトデキストロース寒天培地(クロラムフェニコール100ppm添加)を持っておき寒天表面に直接ふき取ったプースを塗りつけてもOKです。社内的な資料が必要な場合は約1000cm2をふき取っていますので、1000cm2あたりのふき取り箇所とポテトデキストロース寒天培地を4日間培養して出てきたカビの数を対比した表を作成し、汚染地図を作るのも良いでしょう。
| trinity | 衛生管理 | 11:46 | comments(0) | - | PAGE TOP

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