ガムやキャンディーに普及している虫歯の原因にならないキシリトールが不足しています。
どうやら原因は中国のD社がパルプの廃液からキシリトールを作っているのですが、パルプ工場の操業ががうまくいっていなく廃液がとれないことが原因のようです。
パルプの廃液からキシリトールなんてきくと、びっくりしますがパルプ会社は木からセルロースを取っています。残った成分はヘミセルロースです。
ヘミセルロースを硫酸などで分解するとキシロースという糖類がとれ、これを高圧高温下で水素添加するとキシリトールができるのです。
もちろんキシリトールは食品添加物で、虫歯を治す能力はありません。虫歯の原因にならず、ガムやキャンディーを食べると唾液がでますので、唾液中のカルシウムが歯の再石灰化を促すという仕組みです。
進んで摂取される数少ない食品添加物です。
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