「食べてはいけない」を読みましたが、科学的な根拠が示されておらず、一方的に○○は染色体異常を起こすとか、遺伝子損傷性があるといった説明が並んでいました。こうした食品添加物の毒性は通常使用している量と比較して100倍とか1000倍といった極端な条件下で実験された物が多く、巻末に参考文献を書いて頂ければ、主張が正しいかどうかが判断できるのですが、塩でもお酢でも急性毒性はありますしもう少し科学的に分析していただけたらなぁと感じました。
この本の薦める添加物が少ない食品はなかなか入手できなく、価格も高価となるでしょう。遺伝子組み換え大豆が混入しているから大豆蛋白分解物は危険な食品になっていましたが、遺伝子組み換えの技術はどんどん進歩しています。必用とする遺伝子の部分だけを切り取って組み込みますので、自然交配などより非常に安全な技術もあります。いずれにしても消費者は食べてはいけない食品を食べて世界一の長寿国になっている現状がすべてを表しているのではないのでしょうか?
もしくは、「食べてはいけない」食品を食べなければ寿命がさらに延びるのでしょうか・・・・・
|