世の中数々の健康食品が販売されています。
同じ化学物質でありながら、健康に良いというふれこみで販売量は増大の一都をたどっています。しかし薬事法で効能がうたえるのは医薬品、医薬部外品だけです。健康食品は効能をうたえませんので。「なになにに効果があるといわれている○○を含んでいます」といった宣伝しかできません。
薬局当りの手書きのチラシをみると明らかに薬事法に違反しているチラシがたくさんあります。
食品業界ではアルコール製剤や殺菌成分のはいった洗浄剤などが販売されています。明らかに殺菌力があるにもかかわらず、薬事法の関係で除菌剤といった表示しかできません。
しかしアガリスクが癌を促進した事件で、健康食品にも何が起こるか分らないといった概念が消費者の間にもできたのではないでしょうか。
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