まえのブログでN-ニトロソフェンフルラミンの検出試験を実施しておりますがこれは減肥茶として販売された商品に化学物質が添加されていたからです。
せん之素こう嚢(せんのもとこうのう):高濃度のN−ニトロソ−フェンフルラミン(約3%)と微量(約0.01%)のフェンフルラミンを検出
御芝堂減肥こう嚢(おんしどうげんぴこうのう):高濃度のN−ニトロソ−フェンフルラミン(約3%)を検出
茶素減肥(ちゃそげんぴ):高濃度のN−ニトロソ−フェンフルラミン(約3%)と極微量(0.004%)のフェンフルラミンを検出
もちろんこの物質は食品添加物ではありません、毒性も不明ですが肝機能障害の被害が出ていますので毒性試験が急がれます。
健康食品に添加する添加物は薬事法にも食品衛生法にも管理されていない状況で何が含まれているかも分りません。保存料を使用せず健康食品を販売されているコンビニさんの感覚が分りません。何が本当に危険な食品で何が安全か、保存料を抜くことで食品の危険性が代替え添加物により拡大する。
生協さんあたりは独自に判断した添加物の安全性を元にZリストなどを作成されています。内容はあまりあてになりませんが、食品を提供する業界の責任としてもっと化学的な判断を求めます。