消費者の私たちはあまり知識がありませんが、食品業界の方はGMO(遺伝子組み換え作物)という言葉に非常に神経をとがらせています。
食品の表示にも時々お豆腐などに大豆(遺伝子組み換えでない)といった表示が見受けられ組み替え食物が5%以下のものは遺伝子組み換えでないと判断されるようです。あとの5%はどうなのよ????といった声もありますが。
しかしこの遺伝子組み換えは自然界でも日常茶飯事のように起きています。
特に遺伝的に近いもの同士の間では、遺伝子の受け渡しが起こっています。
それは、接合、形質転換、形質導入などで微生物の間では昔から分っていた現象です。また作物に殺虫剤を使用しなくても虫に強い別の作物の遺伝子がアクロモバクターという植物に寄生する細菌によって簡単に移せることもよく知られています。
私たち消費者は、大脳辺縁域で本能的に怖いものには近づくなではなく、少し冷静になり、無農薬でできる遺伝子組み換え作物の安全性を勉強する必要があるのかなぁと考える今日この頃です。残留農薬の検査は非常に高く数十万円もします。ロットごとにこんな検査していては、食べ物が高くて購入できなくなってしまいます。それよりも無農薬の遺伝子組み換え作物の安全性を厚生労働省や農林水産省が研究して啓蒙すべきではないでしょうか・・・・・提案! どうせもう皆知らず知らずのうちに食べてしまっているわけですから。
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