ナナカマド(Sorbus aucuparia) の未熟な果実から発見された不飽和脂肪酸です。
いわゆる天然に存在する化学物質で食品を保存する効力があります。
酸性側でその効果は強くなります。
米国の食品医薬品局(FDA)ではGenarally Recognized As Safe(GRAS)物質として数々の安全性試験が行われ安全な物質と認められている成分です。
この安全性が認められた物質も保存料併記が義務づけられた為、他の保存料併記の義務のない日持ち向上剤に取って代わられています・
ソルビン酸の場合の添加量は0.1〜0.2%ですが日持ち向上剤の場合は1%近い添加量が必要で、安全性や添加物の総量規制を考える場合、保存料併記が生んだ弊害だなぁと思います。