目から鱗は聖書の中の言葉ですが、昨日のブログに遺伝子工学の技術革新について目から鱗状態だったことにふれました。しかしこうした遺伝子の分析もコンピューターなしでは何もできません。たった1000個ほどの遺伝子二つを比較してどことどこが同じ遺伝子配列になっているかをATGCGCGCと繋がった遺伝子配列を見比べても呆然とするだけですが、最新のパソコンは一瞬で結果を出してくれます。私がはじめてパソコンを見たのは1980年のアメリカでした。その時はワープロソフトをパソコンで動かしていたのですが教授が話す言葉を秘書がワープロに打ち込みそのまま論文ができあがるのをみてすっごいと思いました。それから数年後8bitのパソコンが30万円程度で発売されて購入しました。言語はBASICです。BASICの勉強をしてグラフソフトなどを作っていました。そしてMS-DOSの時代に入り高価なソフトウェアーにびっくりしていました。ソフト一つが10万円を平気で超えていたのです。
そこでパソコンから興味を失い5年ほどパソコンにさわろうともしませんでした。そうこうしているうちに、うちの奥様がパソコンがパラリンと動くようになってすごいよといっても半信半疑でした。
だって一枚の画像を8bitのパソコンで画面に出そうとすると横に一本ずつ線が走っていき何分も待って画像を見る時代に育ったんですもの。そして電気店で見たものはWindowsでした。このときも目から鱗状態でした。最近ではあちこちの遺伝子データーバンクの大型コンピューターを使って仕事をすることもありますが。すごい早さですね。
もう一世代遅く生まれていたら良かっただろうなぁと思うことが良くある。今日この頃です。
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