3月26日のブログに昨年の原因食別食中毒発生事例を掲載しましたが、ここのところ植物毒による中毒や死者の発生がきになります。
H16年度にはスギヒラタケによる死者が報告されています。
この
スギヒラタケは地方により呼び名がかわっています。かぬか、すぎかのこ、すぎかのか、すぎみみ、すぎわかえ、すぎごけ、等と呼ばれて日常的に食用にされているようですが、H16年度には東北地方で毒キノコに変身しました。
自然の中にも毒性の食物や発ガン性の食物などもあり、漢方薬などは食品の毒性をうまく活用した薬剤とも言われています。食品も色々な化学物質を含んでおり、食経験があるから無意識のうちに食べ物として受け入れていますが、健康食品や食品添加物にも食経験のあるものが数多くあります。昨日はコエンザイムQ10の話を取り上げましたが、テレビのCMでごまかされないで、少し頭を冷やして冷静に判断すれば、ココアが売り切れたり寒天がブームになったりすることは無くなるのではと思いますが・・・消費者はテレビコマーシャルに弱いですから。