遺伝子組み換え作物については何度か取り上げてきましたが。
消費者の反応は一応にGMO反対で嫌われ者食品となってしまっています。
でも遺伝子組み換えでないと表示するには、遺伝子組み換え体が5%未満の混入率であれば良いのです。
これからの世界の食生活はBRICs(ブリックス:ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)の動向によって大きく変貌してくると言われています。
原油高もまた食生活に影響を及ぼしています。
原油が高くなると、ガソリンの価格が上がりますので、ガソリンにエタノールを1割から2割混ぜるガスオールといった燃料が車に使用されます。
このエタノールは砂糖やスターチから製造されますので、お砂糖やでんぷんの価格が上がってきます。まさに今世界では砂糖の大高騰が発生しています。
遺伝子組み換えでない食品のほとんどには遺伝子組み換え体が混入してみなさんも日常食べておられ、身体には何の変調もありません。
幸い日本は豊かな国ですので、高い遺伝子組み換え体でない大豆やトウモロコシを集めて生活していますが、貧しい国では遺伝子組み換え体が活躍しているのです。
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