昨今食品のエネルギーベースでの受給率が40%程度に落ち込んでいることに属議委員(農林属)の方をはじめ多くの農業関係者が困っているようです。
このたび食育基本法なる法律ができましたが、非常に偏った法律、強いて言えば国民皆で農家を保護するための税金を払いましょうと言った内容にがっかりしました。
農業が衰退すればあたかも日本の緑が無くなってしまうような記事が記載されています。http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g15902009.htm
食品の原産地表示も国産が良いと言った何の根拠もない本能的な感情を利用した法律です。○○県産といえばおいしいのかなぁといった本能的な反応で国産作物を購入させるといったうがった見方もしてしまいます。
加工食品メーカーさんも同じです。
食品の表の表示ではあたかも北海道でとれたかのように宣伝していますが、裏の表示はカナダ産。カナダのニシンを北海道でさばき卵を取り出した物が北海かずのこになっているのです。
農家には大きな補助金が毎年出ています。農家は食のエネルギー自給率のみならず、緑を保持するために必要な産業だと言った理由ですが、そのために多くの税金を徴収されるサラリーマンはどうしたらよいのでしょうか。